SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

2017年 サンウルブスが変わる!  明大敗退の件もちょこっと触れます

2016年12月13日 | ラグビー

日本ラグビーが、
強化の命運をかけて参入したスーパーラグビーのサンウルブス。

今年加入1年目でしたが、
昨年のワールドカップの激闘で一度リセットの年となった今年は、
有力選手たちがこのサンウルブスに集うことはありませんでした。

ワールドカップで名を挙げた選手たちはこぞって海外のチームからのオファーが届き、
そちらのチームへの参戦を決め、
激闘に次ぐ激闘に疲弊した選手たちは疲労した心身のリハビリのため、
サンウルブスに参戦せず例年のように休養に当てることに腐心しました。

今年はそのため、
サンウルブスは機能することなくシーズンを終え、
シーズンわずか1勝という成績に終わりました。

『もっとできるはず』
と思っていたファンとしては、
やや期待外れの初年度でしたが、
それ以上に『代表強化のための・・・・』という大命題が、
なんとなく宙に浮いた形となっていたのが気になりました。

来年も同じような形だと、興味が薄れるなあ・・・

と思っていた矢先、
昨日来年のメンバーが発表になりました。

そのメンバーを見て、
『やった!これでもっと思い入れを持って、このチームを見られるぞ』
という気持ちにさせてもらいましたね、本当に。

日本代表の心臓ともいうべきSHの田中をはじめ、
快足FBの松島もメンバーに名前を連ねました。
福岡やイラウアの名も見つけられました。

なんだか来年が、
とても楽しみとなるチーム編成です。

日本代表との融合をもっともっと意識した形になるという2017年のサンウルブス。
期待値は大きいですね。


一方で大学選手権が始まり、
有力チームたちがこぞって初戦を戦いました。

その中で、
対抗戦3位の明大がまさかの初戦敗退。

先の早明戦で、
昔の明治からしたら考えられない軽いFWがぐりぐりとスクラムを押されるのを見て心配していましたが、
この日の京産大戦でもFWはずっと劣勢で、
ボールの争奪で後れを取っていたようですね。(見てはいませんが)

早も明も慶も、
抜本的なチーム改革が必要ではないかと思っていますが、
明は劇薬を飲まされてしまいました。

この悔しさから立ち上がり、
今度こそ本当に頂点を狙ってチームの改革を推進してもらいたいものです。

紫紺のジャージが、
正月を前にシーズンを終えるなんて……
ありえません。


初戦を俯瞰してみる限り、
やはり帝京大のV8はかなりの確率で達成されそうですね。

今年は関西勢3校が揃って初戦を突破しましたから、
この中から『打倒帝京大』のチームが出てくるかもしれません。

記事内にて前述したサンウルブス。
このシーズン突入に備えて、
1月末までには従来のシーズンを終えることが命題となった日本のラグビー界。

従来の日本選手権は、
2月の頭から激闘開始ということでしたが、
そうはいかなくなりました。

ということで、
日本選手権の意義自体が問い直されるという時代になってきています。

もしかしたら、
大学とトップリーグ勢との対戦は、
今後見られなくなるかもしれませんね。

現在でも帝京大以外はトップリーグ勢との戦いにおいては見事なミスマッチとなってしまいますから、
大学勢を日本選手権に出すこと自体を疑問視する向きもあります。

ラグビー界は、
2019年に向けて、
どんどん変わっていっています。

従来の大会方式も、
各カテゴリーでどんどん変化をしてきている最中です。

今後どうなっていくのか、
そしてどのように日本代表を強化していくのか、
注目してみていきたいと思います。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« クラブW杯 鹿島快勝!  J... | トップ | 鹿島アントラーズ 歴史的大勝利 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

ラグビー」カテゴリの最新記事