きたきた・・・・・イチローの季節が

メジャーリーグは開幕して3週間。

20試合弱を終えて、
調子がいいチームと悪いチームの”天国と地獄”が、
キッチリとあらわれてきています。

開幕から『地獄の道をひた走り』だったイチローの所属するマーリンズ。
2勝11敗での立ち上がりなんて、
『夢も希望もない』とファンも嘆いていたでしょうが、
ここに来てようやく投打がかみ合いだした感じですね。

監督の交代も取りざたされる中、
ようやくスタメンで起用されるようになってきたイチローは、
6試合連続安打で打率を3割に乗せ、
チームも5連勝でようやく借金を4まで減らしてきました。

『イチローの価値』
今更言うまでもないのですが、
マーリンズの首脳陣もこれを認めざるを得ないんじゃないの？

ヤンキースにしてもマーリンズにしても、
イチローに対して言うことは美辞麗句を並べるものの、
その実彼の扱いについて、
日本のファンは非常にフラストレーションを感じていました。

イチローに対して、この扱いかよ！！
と怒ったことが、
何度もありました。

まだまだスタメンで使い続ければ、
チームに大きく貢献するプレーをやりつづけられるポテンシャルを、
イチローは持っていることを、
日本のファンは信じています。

ワタシにとっても、
マーリンズなんていうチームがどうなろうと知ったこっちゃないのですが、
イチローを獲ったからには、
その使い方には目を向けさせてもらいますよ！！　ってなかんじです。


そしてそのイチローを、
昨年これでもかと邪険に扱い続けたヤンキースでは、
”エース”の田中マーくんのピッチングが冴えてきましたね。

ワタシは元来、
『Ｄａｍｎ　Ｙａｎｋｅｅｓ！』
のクチなんですが、
松井秀喜、田中、イチローが所属していた時は、
熱烈に応援する訳ではないものの、
その動向は気になっていました。

今年はマーくん、
15勝以上を期待できそうな感じですね。


翻って日本のプロ野球では、
ヤクルトが巨人を3タテして一気に首位固めに入るかと思いきや、
巨人が高木の好投で一矢を報いました。

高木はいい投手ですね。
まさに実戦向きの選手です。

広島の調子が一向に上向かない中、
ヤクルト、横浜ＤｅＮＡが元気にセ・リーグをかき回してくれています。
面白いペナント争いになりそうです。

パでは大谷クンがまたも勝って5連勝。
段々一昨年の田中マーくんばりに、
アンタッチャブルな存在になって来そうな気配が漂います。

それでも昨日も足がつって降板とのこと。
二刀流の疲れが出てきているのは明白。
日ハムとしては、
その使い方が難しくなってきそうです。


高校野球に目を移すと、
昨日は春季東京都大会の決勝。

日大三と佼成学園が戦いましたが、
”控え投手対決”となった試合は、
日大三の打線が『ありえない！』大爆発。

まさかの２５－４という結末となりました。

日大三の打線は、
二松学舎、関東一の強豪から大爆発した余勢をかって、
この日は何と４本塁打を含んで長打だけで１８本！！
まさに『どんだけ～～～！』のものすごさで、
春の東京を制しました。

春季大会ですから、
夏を見据えて都道府県大会では『エース温存』や『レギュラー温存』が普通にあるものの、
その上の地区大会（関東大会など）となれば話は別。

他県のチームとの対戦で、
ガチンコの対決が見られますから、
とても楽しみです。

日大三の打線が、
関東の好投手に対してどこまで打ち崩すことができるのか、
注目しています。


神奈川では８強の対決。
実力校同士の対決となった東海大相模vs慶応義塾は、
ほぼベストメンバーで臨んだ”ガチンコ対決”でしたが、
試合は東海大相模の完勝。

やはり今年の神奈川のトップを走ると言われる実力を見せてくれました。

もう一つの８強対決では、
近年にはない打線好調の桐光学園が、
この日の日大藤沢戦も、
前日の横浜創学館戦に引き続いて２ケタ得点でのコールド勝ち。

生まれ変わったチーム状況で、
準決勝の東海大相模戦に臨みます。

ということで、
海の向こうでもこっちでも、
野球の話題が満載。

それでもこちとら忙しくて、
どこの球場にも足を運べない日が続いており、
恨めしげに真っ青な空を見上げているところです。