ワタシが世界のスポーツの中でも、
類を見ないほどすごい『世界NO1のトーナメント大会』だと思っている高校野球の夏の大会。
4000試合近い試合に、
連日これだけのお客さんが詰めかけ、
これだけのテレビ中継がされ、
これだけの報道がされることなんて、
ほかには絶対にないのではないかと思っています。
それだけ試合一つ一つにドラマがあり、
素晴らしい戦いということなのでしょう。
『高校野球の聖地』
甲子園球場を目指して、
各地方大会も終盤になってくると、
とにかく『過酷』な戦いが続いていきます。
どんなに強いチームでも、
厳しい戦いから逃れられることはできません。
『史上最強』と言われて全国の頂点に立ったチームも、
その道程で一つや二つ、
『もうだめだ・・・・・』
と思うような戦いを経験しているものです。
その戦いで、
運をも味方につけて勝ち上がったチームが、
たった一つの『頂点』に輝くというわけです。
昔のウルトラクイズの勝ち上がりのポイントが『知力・体力・時の運』ならば、
高校野球はさしずめ『チーム力・体力・時の運』といったところでしょうか。
さて、
今週もまた、
各地で『大波乱』が演出されていますね。
特に驚いたのが、
大阪桐蔭の3回戦敗退です。
もちろん相手の関大北陽は何度も甲子園を沸かせた”ナニワの名門”ですが、
まさか大阪桐蔭が敗れるとは思わなかった。
全国屈指の『大波乱』ですね。
ほかにも、
代表になり全国2校目の”甲子園100勝”を狙っていた龍谷大平安も、
最大のライバルである福知山成美との激戦を落として敗退。
選抜4強の実績を残し、出場していれば間違いなく優勝候補の一角に上がっていたであろう平安の敗退にも、
驚きを隠せません。
敦賀気比、浦和学院の強豪も県大会序盤で敗れ去り、
今年は特に波乱の多い大会になっています。
北関東では、
群馬で前橋育英vs桐生第一という強豪対決がありました。
栃木でも6連覇を狙う作新学院vs文星芸大付という”頂上対決”。
いずれも後半まで息の抜けない好勝負でした。
一方で選抜で話題を呼んだ香川の小豆島は、
名門の尽誠学園に押し切られ敗退。
春夏連続はなりませんでした。
東京では昨日、今日と雨で大会が順延。
その結果、
土曜日に西東京大会、
日曜日に東東京大会のいずれも準々決勝4試合が組まれることになりました。
この日程変更、
高校野球おやじのワタシにとっては、
思わず万歳を叫びたくなるほどうれしい出来事でした。
『久しぶりに、やるじゃ~ン、東京の高野連』
って感じです。
週末は、
たっぷりと東京の高校野球を堪能できそうです。
そんなことで、
ワタシの一番大好きな季節、
7月下旬が始まりました。
連日代表校が決まったというニュースが、
各地から飛び込んでくる、
ワクワクする10日間です。
どんなドラマが待っているのか、
そしてどんなチームを”聖地甲子園”で見ることができるのか。
楽しみです。
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