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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

もしかして「体がない」は死語?!

2021年01月21日 | 相撲

連日相撲の話題ばかりで、
いささかワタシも疲れていますが、
ほかに興味のある話題もないもので。。。

昨日はトップを行っていた大栄翔が、
阿武咲にまさかの黒星。
のど輪で出たところをひらりと交わされ、
勢いあまって土俵の外に飛び出してしまいました。

本人も思わず苦笑いの一番で2敗。
やはり予想されたとおり、
番付が下のものと当たって、
勝ち急いでいるのがありありとわかりますね。
これから4日間、
大丈夫かなあ。。。。。

まあ、
押し負けて完敗・・・・という負け方ではないので、
まだまだ勢いは衰えていないと思いたいのですが。

一方1差で追う大関の正代。
前日カド番を脱出してホッとした中での一番でしたが、
一昨日に続きまたも”もの言い”が付く微妙な一番。

隠岐の海に対して、
2番連続でもの言い。
しかも2番ともに隠岐の海に軍配が上がるという相撲でしたが、
最初の一番は「同体取り直し」で、
次の一番は「行司差し違え」で、
いずれも命拾いして白星を握りました。

今場所の展開としては「面白くなった」といえなくもないですが、
なんだか2番ともにワタシは何となく納得していないですね。

最初の一番も次の一番も、
隠岐の海が土俵際まで正代を追い込んでいたものの、
足が土俵の外に出るのが早くて・・・・・勝てなかったというもの。

だけどさあ。。。。。

VTR見れば明らかだけど、
正代の「体」がないのは明らか。

「体がない」時点で、
勝負って決まりなんじゃないの??

最近なんだか、
どんな展開の相撲だったとしても
「つま先が先に出た」「かかとが土俵の外の砂を払った」「手つきが先で」
なんていうことで決まる一番が、
とても増えた気がするんだよなあ。。。。

「体がない」
ということの定義、変わったの???
というぐらいの判定の変化を、
感じてしまっているのですがね。


土俵際で追い詰められて「倒れかけた」「(土俵の外に)飛んだ」相手に対して、
技をかけているほうはそりゃあ、
勢い余った自分の身を守るために手や足をつくこと、あるさ。
それを「つま先が先に出てたし・・・・・」
なんていわれちゃあ、おしめ~よ!

な~んてワタシ、
思っちゃいますけどねえ。

今は昔に比べてて力士の体重もずいぶん重くなっているんで、
土俵際でのけがを防ぐ意味からも、
「かばい手」「かばい足(こんな言い方しないだろうけど)」
は必要なんじゃないか、
そんな風に思いますがねえ。

それとも貴乃花など昔の藤島部屋の力士がやっていたように、
土俵際では「どんな体勢になっても顔から落ちろ」とでも言うわけ?!

正代はあれで勝って懸賞金もらったんじゃ、
隠岐の海が気の毒だよなあ。

ビデオ判定はいいんだけど、
相撲には「流れ」があって、
土俵際の攻防にはその「流れ」の部分も考慮に入れてほしいよなあ。
どんな勝負かにかかわらずただ足や手が「先に出た」だけで軍配を上げるのであれば、
それこそ行事も審判部もいらない、
AIを”配置”すればいいだけじゃないのかなあ。。。。。。

そんなことを、
なんとなく思った相撲観戦でした。



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