SPORTS! SPORTS! 寝てもさめても

16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ラグビー新リーグの概要

2021年01月22日 | ラグビー

先週の土曜日に開幕する予定だったラグビートップリーグは、
とりあえず2月7日までの4節の中止を発表。
発表されていた今年のフォーマットを変更して、
今季を行うことが発表になりました。

そういえば昨日、
協会からチケット払い戻しの案内も来ていたなあ。。。。

そんな先行き不透明な今年のラグビーシーンですが、
当初より予定されていたのが、
今季限りでトップリーグを発展解消させ、
新リーグを発足させるということ。

これまでもラグビーのリーグは様々な紆余曲折があり、
正直言って「また大会方式が変わるのかあ。。。。。。」
なんてことも多かったのですが、
今回の「改革」は大きなもののような気がしますね。

以下の通りの改革になります。

1.当初の参加チームは25チームとし、1部~3部までの3カテゴリーにチーム分けをする。
  1部は12チーム、2部は7チーム、3部は6チームとして、リーグ終了後に昇・降格を行う。
2.1部は6チームずつの組み分けをして、同組のチームとはホーム&アウェーで2回戦い、
  他の組のチームとは1回戦う。そして年間の勝ち点で順位を決める。
3.各チームには15,000人収容のホームスタジアムの確保、チーム運営の事業化を求める。
4.プロリーグではなく、選手のプロ化や法人化は求めない。
5.1部上位チームは、海外チームとの交流戦を実施。

ザっと見てみると、
大きく変わるのは各チーム(1部)の戦いがホーム&アウェーになったことでしょう。

どうしてもこれまで、
企業色が強く打ち出されていた歴史から、
「地域のチーム」という位置づけがあいまいだったラグビーのリーグ。
トップリーグになってもしかり、でした。

しかしこれで、
地域に愛される、そしてホームで戦う・・・・・
など他国のラグビーリーグや日本のサッカー、バスケなどではごく当たり前のことが定義づけられ、
ファンも増えるのではないでしょうかね。

ラグビーに興味はあっても、
どうしても「企業チーム同士の戦い」ということで足を運ぶのをためらわれたファンたちが、
「おらがチーム」を応援するということでスタジアムに足を運んでくれるかもしれないですね。

その変化こそが、
日本でラグビーが人気スポーツになっていくかの「キモ」ですね。

なんだか先に見た「ノーサイドゲーム」で、
大泉洋扮するチームのGMが協会に改革を迫った内容と、
丸々かぶるというのが微笑ましいところだなあ。。。。。
そんな風に感じてしまいました。
(あの番組は、協会が「変わることを世間にアピールするため」の、大いなる宣伝だったんだなあと、再度思ってしまいますね。)


せっかく2019年にMAXまで盛り上がったラグビー人気、
しかし2020年は、
サンウルブスの撤退に始まりコロナ禍でトップリーグが中止、
そして代表戦は一試合も行われず・・・
そんな苦難の年となりました。

急務だったリーグの改革も進むということで、
何とか人気を保ったまま23年のW杯を迎えたいところですね。

しかし同時に発表された秩父宮の新設基本方針には、
首をかしげましたがね。

全天候型スタジアムを、
2033年以降に竣工させる見込み。。。。。。

どれもこれも、
なんだかため息がもれました。

他の用途にも使えるように・・・・・
というお題目はいいとしても、
ラグビーが人工芝のピッチで屋根付きかあ。。。。
国立みたいにスタンドだけ屋根付きにするほうが、
個人的には好きですがね。

しかも2033年以降に竣工。。。。。

そんなにかかるんだあ。

一気に興味も失せました。
せめて「5年後の2026年に開場」ぐらいにはなれませんかね。
12年以上後って、
それじゃあ鬼も笑いまっせ。

そして12年後に聞いたら、
総工費は、
当初算したものより2倍以上になりました~、
高くつきましたね~~~~~ってか。

まあ、そんなものよね。。


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