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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

福浦2000本安打達成の日に…西武・山川9回2死大逆転3ラン!! 西武の優勝を確信

2018年09月22日 | プロ野球

昨日雨中の激闘を制してマジックを8にした西武。
一方福浦が通算安打を2000本まであと1本として、
何とか地元千葉で決めたい千葉ロッテ。

両チームに『勝ちたい』という高いモチベーションがあった試合は、
満員の観客の中先ほどまで行われました。

自宅での観戦となったワタシ。
前半から中盤にかけては、
昨日のさむ~い雨中の対決でお疲れモードの西武は、
攻めどもホームが遠いという最近にはなかった展開で、
じりじりしながら試合を進めていきました。

一方の福浦も3打席まで快音は聞かれず。
試合は8回の裏に入り、
この回のロッテの攻撃は福浦から。

西武の左腕・小川の真ん中の球をたたいた打球は、
福浦らしい鋭いライナーでライトの右へ。
見事に2000本目の安打となり、
2塁に到達して両手を高々とライトスタンドに掲げました。

見事な2000本安打達成に、
球場のボルテージは最高潮。

花束の贈呈などひとしきりのセレモニーで、
同点で8回裏ノーアウト2塁という重大な場面ながら、
球場全体の雰囲気が「試合そっちのけモード」になっていました。

それにアジャストできなかった小川が次打者のバントを1塁に悪送球してロッテが勝ち越し。
あと1回を残すのみとなった西武は、
何か「引きずる可能性のある負け方」というものが頭をよぎりました。

しかしながら、
西武は優勝という大きなモチベーションを選手全員が共有しており、
誰もこの試合をあきらめてはいませんでした。

無死から金子、秋山が魂の連打。
しかし無死1・2塁から源田、浅村が倒れて2死。

さすがに敗色濃厚な雰囲気が流れて、
そこで打席に入るは4番の山川。

成績的には申し分のない山川に対して我が家では、
『山川~ここで打って、ホンモノの4番になれ~』
と大歓声を浴びせていました。

すると追い込まれた後、
ロッテの守護神・内のスライダー(?)が高めに入ってきたのを、
【ホンモノの4番】が逃さず振り切ると、
打球はあっという間にライオンズファンで膨れ上がったレフトスタンドへ。

歓喜の・・・・・
というより、
信じられない劇的な大逆転の3ラン。

西武がまさかの展開でリードを奪い、
その裏は安定感抜群の”新守護神”ヒースがしっかりと締めて、
この本当に大事な試合を勝利で飾りました。

これでマジックは7。

残りは11試合ですから、
ようやく先が見えてきました。

勝負強く戦力の厚みも抜群のSBは、
西武に失意の3連敗した後即座にチームを立て直し、
その後また連勝街道の軌道にチームを乗せました。

さすがというより、
本当に恐ろしい、
ものすごいチームです。

その裏SBを振り切って栄光のゴールに飛び込むには、
自分で一つ一つ勝ってマジックを減らしていくしかありません。

ワタシはライオンズに関しては本当にネガティブというか、
心配性なものですから、
一つの負けでいいムードが一変すると、
本当に6ゲーム離れていてもどう転ぶかわからないと思っていました。

次のメットライフドームのSB3連戦で、
万が一3タテをやり返されると、
状況が一変するという考えが、
頭から離れませんでした。

しかし今日の勝ちで、
なんとなくそんなネガティブな考えも、
かなり吹っ飛んでくれて、
松坂の有名な言葉ではありませんが「自信が確信に変わった」って感じになっています。

ゲーム差を縮めることなく、
1週間試合を消化できましたから、
あとは粛々とマジックを減らしていくだけです。

幸い日ハムがかなり調子を落としているので、
そこでいくつか勝ちが拾えそうですし、
見通しは立ってきました。

何しろ、
チームが優勝するときに必ず起こる「劇的な勝ち方」が出ましたから、
あとは突き進むだけです。

10年ぶりの優勝に向けて、
本当になりそうで何かそわそわしだした、
ワタシなのです。


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