箱根駅伝は、
青学大が圧倒して4連覇を飾りましたね。
往路では東洋大が下級生の頑張りで久しぶりに優勝を飾りましたが、
復路は青学大の独壇場でした。
6区の『山下りのスペシャリスト』小野田でトップを奪い返す作戦はピタリとはまり、
30秒差でたすきを渡すつもりがなんと52秒差。
そして圧巻は7区の林の走り。
区間新の快走で、
東洋大との差を3分半ほどに開きここで勝負ありました。
8区はエースの下田が想定通りのしっかりした走りで3年連続の区間賞。
あとは気持ちよさそうに大手町のゴールを目指すだけという、
例年通りの展開となりました。
やっぱり青学大は、
破格の強さがありますね。
大会前は出雲を制した東海大、
そして全日本を制した神奈川大と並び『3強』と言われていましたが、
距離が延びる箱根では、
全く他を寄せ付けませんでした。
唯一名門の東洋大が往路を制し、
復路もしっかりと各区間刻んできて2位に入ったのはさすがでした。
最終区逆転で早稲田が3位、日体大が4位に入り、
名門の力を見せつけてくれました。
大会前には青学打倒の有力候補と言われた東海大でしたが、
今年の箱根では出入りの激しい駅伝になってしまい、
最後は5位でのフィニッシュ。
選手の質は超一級品なだけに、
『何かが足りない』の『何か』を見つける1年になることでしょう。
6・7位に入賞した法大と城西大は、
見事なレースを見せました。
法大は5区青木の山登りでの区間新の快走がすべて。
いい流れを復路につないで、
目標を上回る6位フィニッシュにつなげました。
城西大は予選会で8位だったため今年は期待薄の評価でしたが、
こちらも5区で上げた順位を、
復路では各校との競り合いの中しっかり守っての7位。
久しぶりのシードとなり、
来季の展望が開けました。
その他シードには、
拓大、帝京大、中央学院大が滑り込んできました。
拓大は2区のデレセの追い上げで流れに乗り、
往路は各選手見事な走りで4位。
復路は各選手とも苦しみましたが、
『何とかシードを』の気迫でシード権をもぎ取りました。
帝京大、中央学院大は、
近年力がついてきているということを証明するような走りを展開。
やや誤算があっても、
それを他のメンバーがリカバーする力がついてきていますね。
『新興名門校』の座をがっちりとつかんでいます。
さて、
シード落ちの上位校は、
厳しい箱根になってしまいましたね。
11位の順大は1・2区で引き離す目論見が外れ、
栃木・塩尻のダブルエースで10位発進というのが大誤算。
復路終盤では追い上げたものの、
シードを守ることはできませんでした。
12位の名門・駒大は大八木監督の苦悩が伝わってくるようなレース。
復路でもエース工藤が厳しい走りになってしまい、
見ている方としては『よく最後までタスキをつないだ』という印象のレースでした。
優勝候補の一角とみられていた神奈川大は、
若干の誤算がありながらも4区まではしっかりとレースを作っていましたが、
5区の山登りが大誤算。
区間20位の萩野が大きく遅れ、
区間18位(2人同タイム)から3分以上も遅れるというブレーキ。
この時点でレースは決まってしまいました。
全日本では全員が誤算のない走りをして優勝を飾りましたが、
山登りも山下りもあり、
1区間の長さも破格な箱根では残念ながらチーム戦術は機能しませんでした。
そのほかでは、
学連選抜で出場予定だった東大の近藤選手の欠場も残念でした。
インフルエンザに罹患とのことで、
全くついていませんでした。
悔やまれますね。
まあ、
いずれにしても、
今年も箱根駅伝は面白かった。
来年はまた、
『打倒青学大はどこが果たす?』
ということが焦点になってきましたね。
下級生が残る青学大、
やはり来年も大本命だと思われますが、
東洋大もかなり迫ってくることが予想されます。
『2強のたたき合い』になると、
これもまた、面白くなりそうですね。
ところで。。。。
往路終了後の3日朝に書いた記事が、
久しぶりに『完全に』飛んでしまい、
本当にへこむ年明けになってしまいました。
その中に高校サッカーも大学ラグビーもトピックスとして書いていたのに~~。
ということでひとしきり愚痴って、
今年も書き始めとしますか。。。。
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