◇明治神宮大会 高校の部
【決勝】
鹿児島実 000 010 000 1
日大三高 100 300 00× 4
日大三が見事に優勝を飾りました。
決勝は鹿児島実・野田、日大三・吉永の両エースが先発。
両チーム共に今大会ではエースを前面に押し立てる戦いをしてきました。
見事だったと思います。
日大三は、
準決勝・決勝と好投手に対してようやく打線が機能して、
ほぼ思い描いたとおりの戦いが出来たと思います。
そして収穫は、
なんといっても吉永投手でしょう。
東京都大会終了時には右肩の疲労を訴えていたということで、
今大会は登板の機会はないのではないかと思っていましたが、
なんのなんの。
初戦から決勝まで3試合をしっかりと投げぬき、
5日で3試合の完投を経験。
最後まで球威が落ちなかったこととあわせ、
小倉監督にとっても【思った以上の収穫】をつかめた大会だったことでしょう。
恒例の年末合宿を経て、
ますます大きくなって選抜の舞台に戻ってきてくれると思います。
大ファンである日大三が優勝し、
ワタシも大変に嬉しい。
正直なところ、
このチームはまだまだ【出来上がっている】感じがないので、
これから大きく伸びる可能性を秘めたチームだと思います。
旧チームは、
センバツ決勝ではあの興南をあと一歩まで追い詰めながら敗れ、
夏の選手権予選では捲土重来を期していましたが、
ライバル・日大鶴が丘にまさかの準決勝敗退。
両試合共に延長の激戦だっただけに、
選手の間には悔しさが残っていたと思います。
その悔しさを胸に秘めた秋の戦いでは、
序盤こそややもたつきを見せたものの、
だんだんとチームが仕上がりを見せた終盤戦には、
見事な戦いを見せてくれました。
センバツでは【優勝候補筆頭】に挙がる事は間違いないでしょう。
大変なプレッシャーとマークを受けての戦いを余儀なくされると思われます。
しかし、
この日の試合のように平常心で試合に臨むことが出来れば、
自ずと結果はついてくるのではないかと思っています。
それだけ器の大きなチームです。
昨年に続いて、
日大三・東海大相模の両校が揃ってセンバツ出場を決めそうで、
ワタシの住む"武相地区”(相模原と町田を総称してこう呼びます)は、
またまた盛り上がりそうです。
そして、
この勝利に一番沸いたのは、
多分国学院久我山高校ではないでしょうか。
ワタシの予想では、
関東・東京7番目の"神宮枠"は、国学院久我山に行きそうな気配です。
そうなると平成に入ってから春は初。
あの井口(千葉ロッテ)のいた平成3年以来、
久方ぶりの甲子園を手中に納めることになります。
敗れた鹿児島実ですが、
野田投手を中心にして夏の選手権組5人を残す攻守は、
非常にレベルの高いものがあります。
鹿実伝統の鋭い打線はますます鍛えられていくことでしょう。
さすがは九州を制したチームでした。
センバツは優勝した平成8年以来の出場になります。
21世紀にはいってからやや他校に押され気味だった鹿実ですが、
今夏の活躍、そして来年のセンバツと、
復活へ力強い足取りを見せてきました。
両校のみならず、
まだまだ強豪がどんどん出てくるのが高校野球の世界。
秋の時点の結果は、
まだ通過点でしかありません。
来年3月のセンバツまで、
これから高校野球界は長い"冬眠"に入ります。
そこから目覚めたとき、
どんなチームが甲子園狭しと暴れまわるのか。
今から本当に楽しみです。
日大三高の皆さん。
優勝おめでとうございました。
【決勝】
鹿児島実 000 010 000 1
日大三高 100 300 00× 4
日大三が見事に優勝を飾りました。
決勝は鹿児島実・野田、日大三・吉永の両エースが先発。
両チーム共に今大会ではエースを前面に押し立てる戦いをしてきました。
見事だったと思います。
日大三は、
準決勝・決勝と好投手に対してようやく打線が機能して、
ほぼ思い描いたとおりの戦いが出来たと思います。
そして収穫は、
なんといっても吉永投手でしょう。
東京都大会終了時には右肩の疲労を訴えていたということで、
今大会は登板の機会はないのではないかと思っていましたが、
なんのなんの。
初戦から決勝まで3試合をしっかりと投げぬき、
5日で3試合の完投を経験。
最後まで球威が落ちなかったこととあわせ、
小倉監督にとっても【思った以上の収穫】をつかめた大会だったことでしょう。
恒例の年末合宿を経て、
ますます大きくなって選抜の舞台に戻ってきてくれると思います。
大ファンである日大三が優勝し、
ワタシも大変に嬉しい。
正直なところ、
このチームはまだまだ【出来上がっている】感じがないので、
これから大きく伸びる可能性を秘めたチームだと思います。
旧チームは、
センバツ決勝ではあの興南をあと一歩まで追い詰めながら敗れ、
夏の選手権予選では捲土重来を期していましたが、
ライバル・日大鶴が丘にまさかの準決勝敗退。
両試合共に延長の激戦だっただけに、
選手の間には悔しさが残っていたと思います。
その悔しさを胸に秘めた秋の戦いでは、
序盤こそややもたつきを見せたものの、
だんだんとチームが仕上がりを見せた終盤戦には、
見事な戦いを見せてくれました。
センバツでは【優勝候補筆頭】に挙がる事は間違いないでしょう。
大変なプレッシャーとマークを受けての戦いを余儀なくされると思われます。
しかし、
この日の試合のように平常心で試合に臨むことが出来れば、
自ずと結果はついてくるのではないかと思っています。
それだけ器の大きなチームです。
昨年に続いて、
日大三・東海大相模の両校が揃ってセンバツ出場を決めそうで、
ワタシの住む"武相地区”(相模原と町田を総称してこう呼びます)は、
またまた盛り上がりそうです。
そして、
この勝利に一番沸いたのは、
多分国学院久我山高校ではないでしょうか。
ワタシの予想では、
関東・東京7番目の"神宮枠"は、国学院久我山に行きそうな気配です。
そうなると平成に入ってから春は初。
あの井口(千葉ロッテ)のいた平成3年以来、
久方ぶりの甲子園を手中に納めることになります。
敗れた鹿児島実ですが、
野田投手を中心にして夏の選手権組5人を残す攻守は、
非常にレベルの高いものがあります。
鹿実伝統の鋭い打線はますます鍛えられていくことでしょう。
さすがは九州を制したチームでした。
センバツは優勝した平成8年以来の出場になります。
21世紀にはいってからやや他校に押され気味だった鹿実ですが、
今夏の活躍、そして来年のセンバツと、
復活へ力強い足取りを見せてきました。
両校のみならず、
まだまだ強豪がどんどん出てくるのが高校野球の世界。
秋の時点の結果は、
まだ通過点でしかありません。
来年3月のセンバツまで、
これから高校野球界は長い"冬眠"に入ります。
そこから目覚めたとき、
どんなチームが甲子園狭しと暴れまわるのか。
今から本当に楽しみです。
日大三高の皆さん。
優勝おめでとうございました。