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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

サッカーU-19日本代表の快挙 & ドラ1の投げ合い

2016年11月01日 | サッカー

サッカーのU-19日本代表。
アジア選手権で見事に優勝を果たしました。

そして来年のU-20ワールドカップにつなげたということですね。
そのワールドカップ、ちょっと見ものですね。

ちょうどこの世代が東京五輪のU-23世代ということで、
『活躍してもらわなきゃいけない世代』
のようで、
選手や関係者にプレッシャーもかかっていたのではないでしょうか。

ややもすると【谷間世代】なんて言われていたようですが、
アスリートは20歳前後、
プロに飛び込んでからいかに右肩上がりの成長曲線を描けるかだと思いますので、
これからが期待できる世代だと思います。

厳しいアジアの戦いを知ったということだけで、
それはすごい経験になったことでしょう。
ましてや勝ち切った・・・・・・・。
見事です。


一方の野球。

プロ野球は『大団円』を迎えましたが、
学生野球はまだまだシーズンの終わりを迎えてはいません。

高校野球の秋季大会は終盤戦。
近畿を除いて、
各地の優勝校が続々と決まってきています。
来年の選抜出場校も、
この時点で32代表校中23,4校ぐらいまでは『確定』のランプが灯っている状態です。

大学野球は全国各地のリーグ戦が終了。
東京六大学では明治が、
東都では日大が優勝を飾りました。

大学野球の”2大タイトル”といえば、
”梅雨の祭典”全日本大学野球選手権大会と、
”高校・大学の日本一を同時に決める”明治神宮大会です。

春季リーグ戦の覇者が集うのが”全日本”、
秋季リーグ戦の覇者が集うのが”明治神宮”です。

しかし各地の春季リーグ戦を制した覇者が『一堂に集う』全日本と違い、
明治神宮大会は『高校・大学合同の大会』であるがゆえ、
日程やキャパの問題などで秋季リーグ戦を制したチームがそのままこの大会に進むことができるわけではありません。

各地でリーグ優勝チームが集い『明治神宮大会出場決定戦』を行って、
それに勝ったチームが晴れてこの明治神宮大会に進んでこられることになっています。
春よりずっと『狭き門』なのです。
ちなみに春の大学選手権の出場校は27校なのに対し、
秋の明治神宮大会出場校は11校です。

大学野球チームにとって、
明治神宮大会に出場するということは、
非常に細き道なわけです。

まあしかし、
普段から神宮球場を本拠地としている東京六大学リーグ、東都大学リーグからは、
リーグ戦の覇者が『大学野球の顔』として、
そのまま出場してきますが。

歴史を紐解くと、
この両リーグの代表校は、
ほとんどの大会で他のリーグとの決定的な実力差を見せて勝ち進むというのが定番でしたが、
最近では地方のリーグにも実力校がたくさん出現して、
『六大学と東都が優勝を争う』という定番の展開には、
なかなかならなくなっています。

そんな中で特に最近進境著しいのが、
関東の5リーグ。

首都大学リーグ、神奈川大学リーグ、千葉大学リーグ、関東甲信越リーグ、東京新大学リーグです。

明治神宮大会に出るためには、
この5リーグの1位と2位の10チームが会して戦う、
『関東地区大学野球選手権』
で決勝に進出しなければなりません。

この5連盟。
一筋縄ではいかない猛者ぞろい。

過去3年の春の大学選手権を見ると、

今年は準優勝・中央学院大(千葉)、4強・上武大(関甲)を輩出。
(*ちなみに六大学、東都代表は4強に残れず)
昨年は準優勝・流経大(東京新)、4強・神奈川大(神奈川)、上武大(関甲)の3校が4強入り。
(*ちなみに六大学代表が優勝。東都は4強に残れず)
一昨年は優勝・東海大(首都)、準優勝・神奈川大(神奈川)、4強・創価大(東京新)と、決勝の両校を輩出。
(*ちなみに六大学、東都代表は4強に残れず)

その前年にも上武大(関甲)が初優勝を飾るなど、
何しろ全国で実績を残し続けています。

明治神宮大会出場のためのこのくくり方、
なんだかすごく不利なような気がします。
せめて3チームに出場権を与えるよう、
改正されないですかね。

そうじゃないと、
この横浜スタジアムで行われている『関東地区大学野球選手権』の方が、
レベルが高くなっちゃいますよ。

現在11代表校で争われていますので、
これを12代表校にしたって、
運営上何らの不備もないはずですがねえ。。。。
どうでしょうか。


そんな今年の明治神宮大会出場をかけた『関東大学野球選手権大会』。
今年も昨日開幕しました。

そして昨日、
全国の大学野球ファンだけでなく、
プロ野球ファンも注目する対戦カードが。

それは桜美林大(首都1位)vs 創価大(東京新1位)のマッチアップ。

何しろこの両チームのエース、
かたや、創価大からは5球団競合の末SBに入団が決まった田中正義。
こなた、桜美林大から外れ5球団競合の末ロッテに入団の決まった佐々木千隼。

正に『ドラフトのキラ星』のガチンコ対決となりました。

試合は安定感に勝る佐々木が9回を1失点完投。
一方の田中はやや安定感に欠ける投球で初回に3失点。
結局4回4失点で、
悔しい『大学野球の終戦』を迎えてしまいました。

しかし勝った佐々木にしても、
明後日の準決勝では春の全日本準優勝の中央学院大(千葉1位)か、
阪神1位の主砲・大山に西武2位のエース・中塚を擁する白鴎大の勝者との対戦が待っています。
いや~きびしいですね。

一方のブロックでは、
東海大の青島(首都2位)が、
兄弟分である国際武道大に対して完全試合を達成。

しかしこの東海大にしても、
攻守にスキのない上武大(関甲1位)やDeNA1位指名の濱口を擁する神奈川大(神奈川1位)らが待ち受ける、
いばらの道が予想されます。

この大会だけでドラ1が4人も出場するという豪華な大会。
ハマスタに、
足運びて~な~。
なんで”ド平日”の開催なんだろう。。。。。。。

ということで、
学生野球は盛り上がっていますね。

高校野球の部では、
今夏の甲子園準決勝の再現である、
作新学院(関東優勝)vs明徳義塾(四国優勝)
という1回戦の対戦も組まれています。

早実の清宮も出場するかもしれない明治神宮大会、
高校も大学も、見逃せませんね。
(毎年のことですが)


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