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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

王者・内藤 さすがというべきか?!

2009年05月27日 | ボクシング

WBC世界フライ級タイトルマッチ

内藤大助 判定 熊朝忠


昨日の記事でも書いたこの一戦。
内藤は、
正に薄氷を踏むような思いで、
チャンピオンベルトを守り通しました。

中国の熊選手。
見事なフックを放つ強打のファイターでした。

予想よりだいぶ強く、
またトリッキーな内藤の動きにひるまず向かってくる、
やりにくい相手だったでしょう。

しかし、
内藤苦戦の原因は、
別のところにあるような気もします。

試合前の控え室、
そして入場後のリング上での様子、
それらをみて、
実は「いや~な」予感がしていました。

リラックスとも違う、
なんともいえない【余裕】が内藤から感じられてしまったからなんです。

余裕を持ちリラックスするのは本来良い事かもしれませんが、
体内からアドレナリンがぜんぜん出ていないように感じたのが・・・・
思いもよらぬ苦戦の原因なんじゃないかと思っています。

【試合の入り】
が悪かったと思いますね。
【殺気】
がなかったもんね。

しかし、
6ラウンドにダウンを食らい、
その後も断続的に『すごいパンチ』をもらいながらも、
何とか踏みとどまって得点を稼いでいくあたりに、
【内藤のすごさ】
を感じる試合でもありました。

判定には、
個人的には何の疑問もありません。
あのとおりだったのではないかと思っています。
『ホームタウン・デシジョン』(地元有利の身びいき判定)
もいろいろなサイトでは取りざたされていますが、
私は全くそうは思いません。
正々堂々と、
チャンピオンベルトを守りきったと思います。

内藤には、
今後2度の指名試合が待っているようです。
1度目はあのポンサクレックとの5度目の対戦です。

『タイトル防衛ロード』
は、
イバラの道が続いていきます。

しかし、
『進化し続ける男』内藤なら、
何とか乗り切ってくれると思います。

これからも、
声援を送り続けようと思っています。

*何も内藤だけに声援を送っているわけではありません。
 世界に挑戦をする(ほぼ)すべての日本人ボクサーに、
 等しく声援を送っています。
 


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