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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

ボクシングシーン 2024秋  モンスターの統一タイトル戦に、多士済々の世界戦が絡む、収穫の秋。。

2024年08月27日 | ボクシング

久しぶりに野球以外の記事ですね。

今、ボクシングの中軽量級は日本こそが最も熱い、
なんて言われていますが、
世界で注目される”モンスター”井上尚弥の4団体統一世界タイトルマッチが9月3日に行われます。


9/3 東京・有明アリーナ(LEMINO) 

◇4団体世界Sバンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン      WBO同級2位  
井上尚弥(大橋)    TJ・ ドヘニー(アイルランド)

◇WBO世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン     同級1位
武居由樹(大橋)    比嘉大吾(志成)


井上はドヘニーとのタイトルマッチ。
仕上がりは上々のようで、
早いラウンドでのKO勝ちが予想されています。

井上の場合は、
このドヘニーとのタイトルマッチよりも、
今後どのような方向に進路を取るのかが一番の注目ポイント。

スーパーバンタム級に止まるのであればグッドマンかアフマダリエフが次のターゲットになりますが、
この二人を仕留めると、いよいよ階級を上げてフェザー級に挑むのか、
それとも”ネクストモンスター”中谷潤人が階級を上げてくるのを待っての、
「日本人頂上決戦」に向かうのか。

ドヘニーを倒した後、
どんな感じでコメントが飛び出してくるのか、
そのあたりが楽しみです。

一方同時に行われる、
WBOバンタム級の武居と比嘉の世界タイトルマッチも面白そうですね。
今回ワタシは参戦しませんので、
じっくりとそのファイトを画面で楽しみたいと思います。


そしてそうこう言っているうちに、
このところボクシングに熱いアマゾンプライムの2日間興行の発表が行われました。

10/13 【Prime Video BOXING10】 ~東京・有明~

◇WBA世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン      同級3位
井上拓真(大橋)   堤聖也(角海老宝石)

◇WBC世界フライ級王座決定戦 12回戦
1位           2位
寺地拳四朗(BMB)  クリストファー・ロサレス(ニカラグア)
 
◇WBA世界フライ級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン            同級15位
ユーリ阿久井政悟(倉敷守安)   タナンチャイ・チャルンパック(タイ)

◇WBC世界Lフライ王座決定戦 12回戦
1位          2位
岩田翔吉(帝拳)   ハイロ・ノリエガ(スペイン)

10/14 【Prime Video BOXING10】 ~東京・有明~

◇WBC世界バンタム級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン      同級1位  
中谷潤人(MT)   ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ)

◇WBO世界Sフライ級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン       同級5位
田中恒成(畑中)    プメレレ・カフ(南ア)

◇WBO世界Lフライ級タイトルマッチ 12回戦
チャンピオン              同級1位  
アンソニー・オラスクアガ(米国)   ジョナサン・ゴンサレス(プエルトリコ)

◇WBOアジア太平洋バンタム級王座決定戦 10回戦
1位           2位
那須川天心(帝拳)   ジェルウィン・アシロ(フィリピン)


いやあ、
アマゾンプライム、ボクシングに本気ですね。

現在の日本のボクシングシーンを引っ張る役者が、
ほとんど揃った興行が2日間にわたって行われます。

まず初日には井上拓真が登場。
バンタム級の世界チャンピオンベルトを獲った井上拓真が、
堤聖也と対戦します。

井上拓真は、
今まさに自分の選手としてのピークに駆け上がっている最中で、
試合をやるたびにうまく、強くなっていっている感じがあります。

一方の堤聖也、
昨年暮れの穴口選手との激闘、
覚えている方も多いと思います。

激闘に敗れた穴口選手は、
願いむなしく帰らぬ人となってしまいました。

堤選手はその思いも乗せて、
初めての世界タイトルマッチに臨みます。

そしてライトフライ級元世界王者の拳四朗。
ライトフライ級で4団体統一が出来そうもなかったので見切りをつけ、
1階級上のフライ級に挑戦。
その初戦が、WBCの王座決定戦となりました。

今が選手としてのピークと思われる拳四朗。
サクッとこの階級でも世界を獲れるのか?

そして同じ階級のWBA世界タイトルマッチも行われます。
チャンピオンはユーリ阿久井。
強打とともに堅実なボクシングも売りで、
今売り出し中のいいボクサーです。

岩田の世界ライトフライ級王座決定戦も行われます。

そして翌日。

こちらはなんといっても、
ネクストモンスター・中谷潤人のタイトルマッチがメイン。

今や世界の中でも最も注目される若手世界チャンプの一人と言われる中谷。
この防衛戦をクリアしたのちは、
井上拓真との統一王座戦に向かうと予測されており、
目が離せません。

そして究極の目標としては、
中谷は”元祖・モンスター”井上尚弥との対戦も視野に入れていると語っており、
その動向から目が離せません。

今回もスパッとスカッと、
片づけてくれるはずです。

そして前回相手の体重超過で自信がリングに上がることがなく、
非常にフラストレーションをためていた田中恒成のスーパーフライ級のタイトルマッチも行われます。

さらに中谷潤人の相棒とでもいうべき、
オラスクアガの初防衛戦も行われます。
日本人ファンもたくさん獲得したオラスクアガ、
今回もまた、強打で相手を沈めに行くことでしょう。

最後は今後の飛躍が期待される那須川天心も、
アジアタイトルを戦います。


ということで、
2日間でなんと、
7つの世界タイトルが飛び交うという、
まさに前代未聞の興行となりますね。

う~ん、
楽しみです。

10月13,14日の有明は、
熱く燃え上がることでしょう。

そして9月3日のモンスター興行とともにこれを見れば、
今の日本のボクシングシーンがほとんどわかっちゃうという、
豪華な2日間。

見逃す手はないですね。

ということで、
今が盛りの日本ボクシング界。

前代未聞の興行が、
目いっぱい盛り上げてくれます。



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