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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

第91回全国高校野球選手権大会 予選展望Vol6 ≪四国≫

2009年06月26日 | 高校野球

地区予選展望、第6回です。

≪地区予選展望≫

【香川】
◎ 寒川  ○ 尽誠学園  △ 高松商  ▲ 香川西

春の四国大会で高知、済美の甲子園常連校に打ち勝って、明徳とも最後まで好勝負を展開した寒川が、今年こそ初の栄冠に輝くのか。高橋・斉・亀田・原田など層の厚い投手陣が、自慢の打線と絡めばグッと近づくが。黙っていないのが尽誠学園・高松商の両強豪だ。秋は両校が決勝を争ったが、春は早い段階で敗れた。それだけ未知数の部分も多いが、尽誠・村上、高松商・大森の両エースが安定すれば。秋の四国大会で準決勝に進出した力は十分で、甲子園で活躍できる力は十分。連続を狙う香川西も狙っている。


【徳島】
◎ 鳴門工  ○ 徳島商  △ 生光学園   ▲ 小松島

連続出場を狙う鳴門工が一番手。昨年のメンバーが8人も残る布陣で、経験値はピカイチ。看板の打線はいまひとつながら、細かい攻撃が出来るのが強み。2年生エース・大橋の安定感も光る。2年ぶりを狙う徳島商は、エース不在が泣き所。春の四国大会で明徳にメッタ打ちにされたショックを払拭できたか。大阪からの野球留学組で固める生光学園は、今年こそはと鼻息が荒い。渡辺・谷口の2枚看板は、他校に引けをとらない。ここ一番で力を発揮できなかった今までの『伝統』から抜け出る事ができるのか。小松島も今年は恐い戦力だ。そのほかにも、秋準優勝の池田が名門復活を狙っているほか、鳴門工との合併で注目される鳴門第一も候補に上がる。


【愛媛】
◎ 西条  ○ 済美  △ 今治西  ▲ 帝京五

西条・済美の両雄が激しく覇権を争う。西条は看板のエース秋山が選抜でさらに自信をつけた。147キロのストレートは見た目以上に重く、攻略は難しい。問題は秋山に頼る打線か。大事な試合で湿ると、秋山にかかる負担が増大する。対抗は連続出場を狙う済美だ。若いチームだが、潜在能力は相変わらず高い。エース鈴木の出来がカギを握る。選抜出場の今治西も実力は十分。層の厚さと全員野球が売り物で、夏には力を発揮する。投手陣の整った帝京五は、連戦になった時に力を発揮か。松山商・宇和島東・松山聖陵らも有力。


【高知】
◎ 明徳義塾  ○ 高知  △ 高知商  ▲ 土佐

明徳義塾がここ数年では最も充実した戦力を誇り、大本命の座にがっちり座る。エース石橋の右腕は、少々の事ではへこたれない図太さを持つ。打線の鋭さ、そして守備の堅さは全国屈指。よほどの事がない限り、今年は明徳で決まりか。そうは言っていられないとばかりに、高知が3年連続出場に向けペースを上げてきた。左腕のエース・公文が最後の夏に燃えているが、やや不安定さが払拭できないでいる。明徳戦に向け、実力をアップさせたい。名門の高知商は今年はやや戦力ダウン。小粒な攻守で本命に挑む。それより今年は、土佐の方がおもしろい。20年ぶりの夏に向け、今年は勝負をかける腹積もりだ。

(以下次号)


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