昨日のプロ野球。
巨人vs楽天で、
同級生投手同士の対決が見られました。
88年組、
楽天はもちろん”日本のエース”田中。
巨人は剛腕、沢村。
歩んできた道は全く別ながら、
同級生であることは確か。
新聞やテレビは、
しきりに”同級生対決”を煽っていましたね。
しかしながらワタシ、
この対決については、
全然心躍りませんでした。
だって、
同級生といったって、
今までな~んにもリンクするところがなかった2人だから。
他の言葉で言えば、
『ふたりの間には物語がない』
関係だから。
しかしこれが、
田中vs斎藤(日ハム)だったら、
まったく別です。
ワクワク、ドキドキします。
一昨年だか昨年だか、
両者が対決した時は、
そりゃあワクワクしました。
それは、
『ふたりが紡いできた物語があった』から。
そういった意味では、
この前の”松坂世代対決”であった、
杉内(巨人)vs木佐貫(日ハム)
の対決には、
グッとくるものがありました。
それは、
2人の対決を扱ったノンフィクションを読んでいたからなのかもしれませんが、
よく二人の鹿児島県での対決の事を知っていたからにほかなりません。
鹿実・杉内 vs 川内・木佐貫。
高校野球ファンならば、
この年の鹿児島に”凄い”2人の投手がいたこと、
よく覚えているかもしれません。
『鹿児島の名門に所属し、既に(前年)甲子園を経験する技巧派(当時)左腕』 vs 『悲願の甲子園出場を狙う、無名校の剛腕』
という図式で、
何かにつけてその対照的な二人は比較され、
【両雄並び立つ】状態で最後の夏の選手権を迎えたのでした。
最後の夏は決勝で対戦。
そして、
杉内が木佐貫を倒して甲子園へ。
杉内は甲子園でノーヒットノーランを達成し、
一躍その名を全国のファンに知らしめたのでした。
一方の木佐貫が本格的に開花するのは亜大に入学してから。
本格派右腕として脚光を浴び続け、
ドラ1で巨人の門をたたくのですね。
ちなみに亜大での女房役は、
横浜高校で松坂の女房役だった小山(元中日)でした。
このあたりも、
何だか見えない糸が絡まりつく、
”松坂世代”の各選手です。
ちなみにワタシが楽しみにしている”同級生対決”は、
交流戦に潜んでいるのですが、
この2連戦ではその対決はありませんでした。
その対決とは、
菊池(西武) vs 今村(広島)
です。
そう、
4年前の春の選抜甲子園の決勝カードですね。
その時は素晴らしい投手戦で、
今村の清峰高校が菊池の花巻東を破ったのでした。
お互い期待されてドラ1で入団し、
4年かけてようやくチームの大黒柱として成長してきました。
投げ合いがあるとすれば、
同点か1点広島リードで終盤戦・・・・・という展開になった時かな。
お~昨日の展開にぴったりだあ。
広島での両者の投げ合い、
あるかもしれませんね。
そういえば広島には、
堂林もいますよ。
彼も中京大中京時代に、
夏の甲子園準決勝で、
菊池の花巻東と対戦していますね。
【同級生対決】
というと、
甲子園や地方大会などでの”対決”が思い出されて、
それがまた楽しみだったりしますね。
『野球って、つながっているなあ』
ということを実感する、
楽しいひと時です。
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