大学野球の春のシーズンも佳境を迎えました。
東京六大学では、
長年のライバルである明治と法政が、
ともに勝ち点4ずつを奪い、
最後の決戦に挑みます。
法政の優勝回数は44回、
対する明治は34回。
共に六大学野球を牽引してきた両校のライバル決戦は、
ワクワクしますね。
今季は、
ともに勝ち点4をあげているものの、
その歩みは対照的。
法政はシーズン前のゴタゴタの影響も感じさせず、
まさに絶好調。
ここまで8戦全勝と、
他校を全く寄せ付けない戦いぶり。
昨秋に続く連覇を狙います。
長い東京六大学の歴史でも、
10戦全勝での優勝はわずか5回しかありません。
最近では平成15年秋の早稲田ですから、
およそ10年ぶりの快挙となります。
今季は、
まずは活発な打撃が好調を支えるチーム構成です。
大城戸 皆川 河合の上位陣はいずれも打率が4割を超えるというものすごさ。
先週の早稲田2回戦では、
”ノーヒッター男”高梨から、
打つわ打つわの猛攻撃。
初回一挙8点で、
早々と勝負を決定づけてしまいました。
その打撃陣に支えられ、
船本・石田の両投手も絶好調。
抑えの納富を含め、
投手陣でも今や六大学屈指の陣容を誇っています。
一方の明治。
今季の戦いぶりは苦しみの連続。
東大戦以外はすべて1勝1敗での”決戦”を強いられ、
六大学では異例の『火曜日の戦い』を2度も経験するというシーズンです。
打線で各選手ともに今ひとつ調子の波に乗れていない感じがしますが、
それを支えるのが投手陣の【日大三高コンビ】の関谷、山崎。
しっかりした粘り強い投球で、
第三戦をものにしてこの”決戦”まで持ち込んできました。
戦いぶりからすると法政に一日の長がある気がしますが、
明治の今季の粘り強さも特筆もの。
どんな戦いになるのでしょうか。
明治とすれば、
第一戦を何とか獲って、
法政の焦りを狙いたいところでしょうね。
≪第三戦≫
を経験していない法政としては、
”2戦決着”をもくろんでいるところでしょう。
熱い戦いが繰り広げられそうな週末の神宮。
どうなるでしょうか。
楽しみです。
*個人的な興味としては、
ファンである日大三高の選手たちが大挙して出場するので、
これに注目しています。
明治では先にも言った二本柱の関谷、山崎に今季不調ながら中軸を担う高山。
法政では畔上とルーキー金子。
彼らの躍動する姿、楽しみです。
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