今日の午後4時から、
いよいよ注目のドラフト会議が行われますね。
分離ドラフトだったときは除いて、
日本シリーズの直前にドラフト会議を行ったことって、
今までなかったんじゃないかなあ。
時期としては若干の違和感を抱きつつも、
楽しみなドラフトです。
ちなみに、
ワタシのドラフトの印象は、
いまだにパンチョ伊東さんのアナウンスですね。
第1回選択氏名選手・・・
読売・・・
桑田真澄・・・
17歳・・・
投手・・・
PL学園高校・・・
なんてえ調子で言うあの声色、
いまだに耳の奥にこだましています。
さて、
今年のドラフト。
大学・社会人に目ぼしい人材がいないこともあり、
とにかく『菊池雄星ドラフト』
の色彩が濃いものになっています。
先週の涙の会見から、
日本球界入りが確定。
今日のドラフトでは、
最大9球団が入札する予定だそうです。
どこが引き当てるのでしょうか。
引き当てたチームは、
短くとも多分今後9年間にわたり、
投手陣に太い軸が出来る、
と思って間違いないでしょう。
しかし、
彼以外にもたくさんの『逸材たち』はいます。
私が一番気になるのは、
その菊池に投げ勝ってセンバツ優勝を果たした、
清峰高校の今村投手。
彼は、
今のところ広島の一本釣りが予想されています。
彼を一本釣りできるなら、
広島にとってはこれ以上ない収穫のあるドラフトじゃないかと思います。
球の力、体の力、頭の良さ、そして勝運。
かなりのレベルでそのすべての要素を持っている、
本当にいい投手だと思います。
しっかり鍛えれば、
2年目ぐらいにはローテ入りも可能かも。
若くて生きのいいピッチャーをそろえた新生・野村カープ。
数年後には、
投手王国の再現があるかもしれません。
ホンダ・長野は巨人入りが確定。
層の厚い巨人の外野陣に、
殴り込みをかけます。
いまの外野陣に高橋が戻ってきて、
来年がどういう陣容になるのか、
楽しみですね。
横浜は筒香の単独指名という報道。
期待の長距離砲です。
【左の村田】を目指す方針だと思いますが、
多少時間はかかるでしょう。
守りには多少目をつぶって、
期待の打撃で大きく育てて行ってほしいと思います。
そのほかの選手達は、
各チームのエース(打者ならクリーンアップ)になる器ではないが、
レギュラーとして活躍できるクラスが揃っていると思います。
中でも注目しているのは、
明豊高校の今宮。
あの体つき(171センチ)ながらその身体能力は、
間違いなく高校NO1クラスです。
上手く鍛えれば、
ヒットメーカーのヤクルト・青木の様な存在になるかも。
間違いなく1位で消えていくでしょう。
甲子園のヒーロー、
堂林(中京大中京)は果たしてどこのチームに。
無名選手や各チームの隠し球も、
楽しみです。
いずれにしても、
楽しみな今年のドラフトです。