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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

史上初 沖縄から2校の可能性が!!

2009年10月29日 | 高校野球

昨日、
アマチュア野球のほうでも、
ふたつの大きなニュースがありました。

ひとつは、
昨日も記事で書きましたが、
東都大学野球で立正大が創部61年目にして初優勝。

東都大学野球を制するのは、
本当に大変なことです。
おめでとうございます。

明治神宮大会で、
その戦いぶりを見たいと思っています。


もうひとつは、
高校野球の秋季九州大会。

沖縄から出場の興南と嘉手納が、
共に準決勝に進出。

よほどのことがない限り、
来春の選抜高校野球大会には、
【沖縄勢初のアベック出場】
が濃厚となりました。

九州地区からのセンバツ出場枠は、
通常であれば4です。

準決勝進出が、
すなわちセンバツ切符と見て間違いないでしょう。

ただし、
今日の準決勝の戦いがとても大事。

ここでコールド負けでもしてしまうと、
今度は【試合内容】が問われることになってしまいますから・・・。
気を抜かないで戦って欲しいと思います。

長い高校野球の歴史の中で、
常に沖縄の代表は注目を浴びてきました。

何度も物語になっている、
沖縄県勢としての、首里高校の初めての出場。
そして、持ち帰ることが出来なかった【甲子園の土】を、
涙ながらに船上から捨てたエピソード。

第50回選手権での、興南旋風。

70年代からの、
栽監督率いる豊見城・沖縄水産の大躍進。

99年、
沖縄尚学の悲願の全国制覇。

近年では、
離島からの出場で話題になった、
八重山商工の活躍。

昨年は、
沖縄尚学が2度目の全国制覇をしました。

そして、
毎年のように強豪が甲子園に出てくるようになり、
全国の高校野球監督をして、
『沖縄に学べ』
が合言葉のようになっています。

近年、
沖縄の各校の底上げは著しく、
どこが甲子園に出ても活躍できるベースを持っているといって、
差し支えないでしょう。

そんな中、
まだ達成されていなかったのが、
【2校同時出場】

それが、
ついに来年の春、
現実のものとなりそうです。

興南は、
左腕のエース島袋君を擁し、
今年も春夏連続出場を果たした強豪です。

多分、
来年の選抜では最も注目されるチームのひとつとなるでしょう。
堂々の優勝候補だと思います。

そして、
嘉手納高校。

地元在住でないワタシにとっては、
見たことも、聞いたこともないチームです。

いったいどんなチームなんでしょうか。

沖縄は時に、
無名ながら素晴らしいチームを輩出してきます。

21世紀枠出場から準決勝に進出した宜野座高校。
左のキャッチャーにサード、異色のチームだった那覇高校。
大物食いで名を馳せた、那覇商業。
センバツで壮絶な打撃戦を繰り広げた、読谷。

【強豪】【名門】と名のつかない高校でも、
すばらしいチームがたくさんあります。

そういった意味でも、
嘉手納高校には期待大ですね。

今日の準決勝、
出来ることならば両チーム共に勝って、
史上初の【沖縄決戦】になって欲しいと願っているのは、
ワタシだけではないはずです。

 


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