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16年目突入。ビッグイベントに心躍らせながら、草の根のスポーツの面白さにも目覚めている今日この頃です。

錦織と松山。 先に世界を”獲る”のはどっちだ?!

2015年02月05日 | スポーツ全般

年が明けてすぐの1月。

日本期待の『世界標準』のアスリートが、
日本中を沸かせてくれました。

テニスの錦織圭は、
グランドスラム・トーナメントである全豪オープンで、
その力を見せて8強に進出。
『世界5位』の実力を見せてくれました。

その余韻も冷めやらぬ先週は、
ゴルフの松山英樹が、
PGAツアー、フェニックス・オープンで、
優勝にわずか1打足りない2位に入り、
その実力のほどを見せつけてくれました。
最新の世界ランクでは『世界14位』につけています。


どちらも日本中のファンを興奮させてくれる存在として、
いつも注目を集めていますが、
ファンの期待は何と言っても『メジャー大会(グランドスラム)制覇』です。

錦織がウィンブルドンのセンターコートで、
たかだかと優勝のトロフィーを掲げる姿。
そして松山がオーガスタでグリーンジャケットを着る姿。

これらの『ファンの妄想』が現実になる日は、
果たしていつなのか・・・・・というのが話題になってきました。

『いつ?』
なんて話題ができるというところに、
彼らの凄さが凝縮されていますね。


『100年経っても、ウィンブルドンのセンターコートに立つ日本人なんて、現れるはずないよ』
『まあマスターズは、参加することに意義がある大会だからねえ。優勝なんて、夢のまた夢』

なんて自嘲気味に行っていた日々が、
なんだか懐かしく思われるほど、
彼らが『その日』を迎えるのが近く感じられてしまう、
今日この頃です。


考えてみると、
錦織も松山も、
やはり根本である『アスリートとしての絶対能力』が、
突き抜けた存在ですね。

とかく
『身体能力が高くない日本人は、技巧で世界に伍していく』
事こそが世界への近道みたいに言われていましたが、
彼らを見ていると、
やはり世界のトップを狙うには、
『絶対的なアスリート力』
が必要だということが感じられます。

錦織も松山も、
海外の強豪たちと対戦しても、
スピードとパワーで劣るどころか、
逆に凌駕している。

考えてみれば、
ダルビッシュも田中マーくんも、
MLBでもパワーで相手を牛耳っています。

ちょっと前までは考えられなかったような身体能力を持つ選手たちの出現というものが、
やはり日本のスポーツ界を、
根本から変えていっているのだなあ・・・・・・・と思っています。


そういえばラグビーも、
これまでは『日本の選手はパワーでは劣るので、バックスのスピードで勝負』
ということをずっと長く続けてきましたが、
現監督のエディー・ジョーンズ氏の戦略【JAPAN WAY】では、
『FWを強化して、相手にパワーで負けない』チーム作りをして、
その方向性が形となって表れてきつつあります。

強大な相手に立ち向かう彼ら『スーパーアスリート』達の、
『真っ向からぶつかって、相手をなぎ倒す』事そのものが、
我々に勇気と希望を与えてくれるのだなあと、
考えています。

そういう点で言えば、
野球の世界も、
世界と戦う時、過度に『スモールベースボール』を提唱するのは、
いかがなものでしょうか?

走塁や小技の精度などは『日本の戦略の一つ』として考え、
根底には『スピードとパワーで相手を圧倒する』野球であってほしい、
そう願ったりもしています。

大谷選手などを見ていると、
『そんな野球も、十分に可能じゃないかな?』
と思ったりしています。


さて、
錦織と松山。

『絶対不可能』と言われたことを実現し、
我々に見せてくれるのは、
果たしてどちらの方が先なのか。

注目していきたいと思います。
楽しみです。


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