小倉唯さんのインタビュー記事が、朝日新聞に載りました。
一応タイアップ記事ではありますが、見開きの半分以上を使ってドカーンと。
こちら11日(木)の夕刊です。
レーベル(日本コロムビア)にとっては、稼いでくれる期待の大きいアーティストだからこそ…
ここまでして「押して」くれるわけです。
ありがたいと同時に、唯さんのこれまでの努力の賜物でもあります。
一部の人しか知らない事ではありますが、アニメ声優界隈では「ドヤコンガ」事件というのがあって…
とある有名声優の、おそらくはSNSアカウント管理にも携わる運営当事者が、他の声優を…
ネット上のSNSや匿名掲示板で誹謗中傷するという、とんでもない案件。
その声優本人が「犯人」ではないかという憶測も流れて「X」のトレンド1位にもなったのです。
唯さんも巻き込まれて、事実に全く基づかない誹謗中傷を受けて、事務所がSNSで警告を出すということがありました。
ちなみに唯さんに関しては、ライブが口パクだ、役を事務所やレーベルのゴリ押しで取っている…
歌詞を共同作詞しているのは作詞家への搾取だ、そして、そこまで売れてないだろと…笑
他の声優さんには、整形だ、豊胸だ、実は結婚を隠しているというものから、会っても挨拶しないなどというくだらない文句まで。
数人の声優さんたちが、SNS上で皮肉を書いて反応したものの、いちばん執拗にけなされた唯さんは、一切無視でスルー。
賢明です。
そんな他人の足を引っ張るような下劣なことをせず、誠実にやっていれば結果は付いてくるもの。
いずれにしても、新聞に出れたのはよかったよかった。
まあ、それは有難いんですが…
朝日新聞に関しては、ちょっと物申したいところがあります。
うちは新聞は何もとっていなくて、父が朝日をとっているんですけれど…
こんな記事が1面トップのほとんどを占める、というようなことがありました。
小学生に麻雀人気が「浸透」していると。
よく読んでみると、とある一軒の麻雀クラブに小学生会員が増えている、というそれだけのこと。
それから別の地域の小学校で、校内のクラブ活動で麻雀をやっているところがあると。
それだけで「浸透」したとか、ブームだとかいうことにするのは、印象操作とまでは言わないが…
誇大な記事だと思います。
まあそれはいいとしても、これだけ内憂外患、緊急のニュース・事案が山積みで、能登の復興だって…
天皇夫妻の「行幸」がある所だけ、今ごろになって急に復興したように見せているという状態。
そんな折、夕刊とはいえ、1面をこんな暇ネタが独占するとは、いったいどういう神経なのでしょう。
一応、朝日といえばかつては、日本で一番の「クオリティーペーパー」といわれて…
報道機関の権威付けとしては、NHKと肩を並べるところだったはずなのに、今やこれですから。
子どもの麻雀クラブの話とかそういった話題については、スポーツ新聞や週刊誌との「棲み分け」をするべきなのではないかと。
(スポーツ新聞や週刊誌を貶める意図は全然、まったくないですが、棲み分けは必要でしょう)
で、権力の闇を暴いたり、権力者の醜聞を明るみに出すのは、文春などの専売特許みたいになってる。
いまや大新聞などは、ジャーナリズムというよりは、政府の広報機関みたいになってる。
NHKも含めテレビのニュースもそうですけれど(いやもっと酷いかもだけど)。
もう、日本のジャーナリズムは虫の息ですね。
ほぼ死に体と言った方がいいかも。
ジャーナリズムが死んだら、主権者が本来得るべき情報を得られないから、民主主義は死にます。
政治権力がやりたい放題の、権威主義国家になるのを止めるすべがなくなる。
もっとも、国民の半分以上は、別に民主主義なんてどうでもいいと思っているような気がします。
自由とか、人権とかも興味ない。
ただ、今日の自分と家族の暮らしが楽しければ、それでいいとだけ思っている。
その暮らしが、仕事や娯楽や趣味が、社会の仕組みというものに支えられていること…
その社会を動かしているのは政治であって、その責任をとるのは自分自身であることもわからずに…
だれかがどこかで、よろしくやってくれているから良いと思っている。
今までなんとかかんとか持ちこたえて来た、民主主義体制のおかげで「楽しい暮らし」が保たれていることも認識しないまま…
平和な社会にタダ乗りして、それが当たり前だと思ってしまっているから、こうなるんです。
その無知と傲慢の報いを受けて、目に見える形で思い知らされるときが、もうそこまで来ているのに。
そうやって日本国民を無知にする手助けをしているのが、学校教育と、巨大メディアです。
昨日の朝日朝刊を見ると、こんな感じでした。
はっきり言ってしまえば、中国と戦争するぞと。
そのために、米軍と日本の自衛隊は「一体となって」「統制されたひとつの指揮の下で」動きますよと。
もちろん、主導権は米軍にあって、自衛隊はその指揮下に入ることは言うまでもないことです。
そんなこと、9年前の「安保法制」が通ってから、裏では既に決まっていたことなんですけれど…
いよいよ、それが公然のものとなった、ということです。
戦争なんて、起きたとしても遠い先のことだと?
自称保守の人たちは、今にも中国が攻めて来るって言ってますよね。
攻めてこないなら、こちらから敵対的な政策をとったり、軍事的に挑発して、敢えて「攻めて来させる」こともできますよ。
最後の手段は、柳条湖事件とかベトナムでのトンキン湾事件みたいに(ネットで検索してみて下さい)…
工作員を使って「仮想敵」との間に事件を起こし、それを発火点にすることだって可能です。
数か月後にそういうことが起きる可能性だって、絶対にないとは言えません。
もし戦争なんて起きたら…
米国は、白人、それもアングロサクソンが主導の国です。悔しいことですが、我々には、ぬぐいようのない差別意識を持っています。
正直、同じ人間とは思っていません。ユダヤ人がパレスチナ人を見る目と、そんなに変わらない。
だから、いざ有事ということになったら、一番危険な場所には日本の自衛隊が置かれて…
いわば、米軍の盾、弾よけ、捨て駒みたいな扱いを受けますよ。必ず。
どれだけの、日本の若者の血が流されるか。
それでなくても若い世代の人口が極端に少ないのに、それがさらに、戦争で大きく失われたら…
もうこの国は二度と復興できない。再起不能に陥ります。はっきり言えば、滅んでしまいます。
米国は、それでも全然いいんです。中国に打撃を与えることさえかなうのであれば。
なんなら黄色いサル同士がやりあって、いっそのこと、みんないなくなってくれれば…
それが最高、ぐらいに思っていますよ。それが人種差別、保守系の白人のホンネというものです。
岸田とかは、日本人がいくら死んでも、日本が滅んでも知ったこっちゃないと思ってますよ。
アメリカさんに尻尾振って、可愛がってもらって、自分は安全なところに逃げるのでしょう。
なにしろあの人たちは、何千万…いや億というお金を隠して、脱税して、それが発覚しても…
党の要職にしばらく就けないとか、しばらくの間離党しているとか、その程度で済んでしまう「貴族」様たちですから。
我々のことは、別の国民、別の種族だと思っていますよ。
哀れなのは、私、そしてこれを読んでいるあなた、そしてその家族や親せき、友達たち「平民」です。
それなのに、ぽけーっとして、されるがままに暮らしている我々は、なんと間抜けなことでしょう。
そのままでいてくれることを、政治貴族、経済貴族、官僚貴族、マスコミ貴族たちは望んでいますよ。
だからこその、新聞の1面トップが「小学生に麻雀が大流行り」…の記事なんですよ。
でもね、新聞やテレビニュースがそうした「国民の脳みそを抜き取る」道具だとしても…
じゃあネット空間には真実があるのか、といえば、まーーったく、そうではないですから。
何のファクトチェックもされていない、言いたい放題書きたい放題、科学も理屈もへったくれもない…
ウソとデマの洪水です。
じゃあ何を信じればいいのか?
何も「信じる」ことをしてはいけない、というしかないです。信じたらそれはもう宗教ですから。
いろんな情報を集めて、リテラシーに照らして検討・分析し、自分の頭で考えて答えを出すことです。
いままで私たちは、あまりに怠惰過ぎたんです。
物事をちゃんと観察すること、比較検討すること、考えること……
そうしたことを怠って来すぎたんです。
面倒だから。もしかすると、周りと違うことをするのが怖いから。
何もしないでいるためなら何でもする、というやつ。
これからは、そうはいかない。
そういえば、今日はこんな情報も出て来てました。
【日本人83万人減 過去最大落ち込み】https://t.co/LTTvAf9efw
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) April 12, 2024
明日採決の共同親権、まとめると要するにこういうこと…?
— 女たちのデータベース広場 (@females_db_park) April 11, 2024
・共同親権とは、離婚成立後の元夫婦でも父親(母親)が双方共同で親権を得ることを求める事ができる制度
・別居してても共同親権が認められると双方の所得は合算…