昨日、小倉唯さんの単独ライブ『Assemble‼』に参加して来ました。
彼女のライブ自体、レーベル移籍があったので2年ぶりだったのですが…
今回からコロナ禍以来はじめて、観客の「コール」が復活(マスク着用が条件で)。
久しく声出しを禁じられていた反動でしょう、客席の盛り上がり方が半端ではなくて…
私も年甲斐もなくそれに乗っかって大声を出して、ペンライトを振り回し、ジャンプしたりと騒いで。
しかも昼夜2回まわしの両方に参加したので、今日はもう、疲れ切ってぐったりです。
この異常な暑さのせいもありますけど。
昨日は大宮も最高気温38℃だったし。
こうして考えてみると、これだけ肉体的に疲労した状態で、車を運転して帰るのは大変だったかも。
もしかすると、居眠り運転などで事故っていたかもしれない。
ペッピーノさんのバッテリー上がりは「車はやめて電車で行きなさい」という天の配剤だったのではないか。
ちょっと、そんな風にも思います。
電車で行ったおかげで「心の故郷」南浦和の景色も眺められたし。
私が幼少時に住んでいたころの面影は、全然なくなっていますけれど。
それはともかく、ライブは素晴らしかったです。
ライブ後に、唯さんはこんなツイッターを上げていました。
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今回感じたことの一つ目は、さらに女性ファンの姿が目立つようになったということ。
唯さんのファンイベントやソロライブ、回を重ねるごとに、女性の割合が増えています。
唯さん自身が、女性ファンを増やすように意識してやっているのかどうか、本当はわかりませんが…
何度か書いているように、女性ファンは一度つくと、離れることなくずっといてくれるので、良いことかなと。
もう一つは、会場の雰囲気がすごく温かかったことです。
もちろんすごく盛り上がって、ファンの一体感も、音圧もコールの揃い方も完璧だったのですけれど…
その陰には、こんな冊子を有志で力を合わせて作って、会場の前で物販を待っている人たちみんなに…
無料で配って回っていたファンのグループがいた、ということがあります。
唯さんの代表曲11曲について、歌詞に合わせてコールを打つ場所や言葉、ハンドクラップやアクションなど…
すべてが書いてあるパンフレットです。
これを見てみんなが予習していたのも、完璧に出来た理由の一つです。
歌詞の使用については、そのグループでちゃんとJASRACに申請して許可をとって。
そしてすべての曲に、ファンの中でイラストのうまい人が描いた、唯さんの絵を添えてあって。
ボランティアで、こんな素晴らしい冊子を作り上げてしまうなんて。
かつて、唯さんのソロデビュー10周年の記念日に、お金を出し合って広告看板を作って…
渋谷、新宿、池袋、秋葉原の、4か所のJRの駅に出したグループもありました。
事務所でもレコード会社でもなく、ファンの有志がお金と手間暇をかけて、100%自力で「推し」の宣伝広告を…
公共の場にでかでかと出してくれる。
そんなタレントさんって、他にいるでしょうか?
その時は唯さん「うれし泣きしたのなんて、いつぶりだろう」というツイートをしていました。
そりゃそうですよね。
ファンの温かさ、昨日のライブでも…
たとえば唯さんが「今日初めて来たよっていう人」と客席に訊ねて、ペンライトを振る人がパラパラいたら…
他の皆から、一斉に拍手が沸き起こっていたり。
「ようこそ!」というみたいに。
本当に素晴らしいファンたち!
そんなファンと唯さんとの絆は、ライブステージで着る衣装の一部のデザインを…
ファンに公募する、という企画にも現れています。こちらの、オープニングでの衣装はそれで作られたもの。
みんなに愛を届ける、かわいい郵便屋さん、というイメージですね。
また歌とダンスのパフォーマンスが素晴らしかったのはもちろんですが、唯さんのMCが何か感動的でした。
こういう声出しのライブが久しぶりということで、唯さんが「ただいまー」と言うと…
客席が一斉に声を揃えて「おかえりー!」と返して(もちろん打ち合わせなしで)。
それを聞いて、唯さんも「みんなもお帰り!」と言うと、客席がまた「ただいまー!」と全力で返す。
ステージ上の唯さんが、MCの中で「10年もやって来れたのはファンのみなさんのおかげです…」
「いろんな人がいる中で、私を見つけてくれてありがとう」と言うと…
客席も「唯ちゃん(続けてくれて)ありがとうー!」と返す。
演者と観客が、互いに愛と感謝を、言葉にして伝え合える関係って、素晴らしいと思うのです。
唯さんのライブには、他のアーティストのライブ現場にはない温かさがあると、SNSに書いていた人がいます。
でも、素晴らしいファンがついているというのは、やっぱり唯さんの人柄、人徳ゆえだと思います。
昨日のライブのMCでは…
「ここにいる人も、いない人も、みんな尊いんだよ」
とも語っていた唯さん。かつて…
「YouTubeとかで生き物の動画を見ると、その姿が尊すぎて、胸が痛くなって正視できなくなる」
とラジオで言っていましたけど…
イベントでも、これまで何度も「ただ生きている、それだけで誰でもみんな偉いんだ」ということを言って来た。
これはもう「小倉唯」としての、一種の思想ですね。
そんな唯さんだからみんな大好きなんだと思います。
ある女性ファンは、こんなツイートをしていました。
これもほんとうにそう。
中高生のころ、ネットでいろんなバッシングに晒されて…
「仕事どころか自分の生活を全部、一気に断ち切ってしまおうかと思った」
と、取材で語っていた唯さん。
その後も、大学を卒業したら臨床心理士の資格を取って、心理カウンセラーになるつもりであったそうなので…
本当に、今日まで続けて来てくれたこと、そのものが有難いことです。
「小倉唯」にハマったら、抜けられない理由、少しだけお分かりになって頂けたでしょうか?
今日で、ソロアーティストとしてのCDデビューから、ジャスト11周年になった小倉唯さん。
そして、あと1か月もしないうちに、28歳のお誕生日を迎える唯さん。
ずっとずっと、多くの人に「愛」を届け続けてくれることを願っています。
追記 : 夜遅くなってから唯さんご本人が、インスタグラムのコメント欄に、ファンあての長文のメッセージを寄せてくれました。リンクしておきますので、ご覧いただければと思います。