バッテリーが上がってしまったペッピーノさんについての、その後の情報です。
マエストロの所へ持って行ったところ、セルモーターとオルタネーターに異常はないと。
ただ、この間の経緯を説明したところ、一旦バッテリーが充電されて始動できるようになっても…
時間が経つと放電してしまって、また始動不可能になるというのは、やはり気になると。
一度放電したことによって、バッテリー自体に不具合が生じたのかもしれないけれど…
もしかすると、エンジンを切ってキーを抜いても、常時電源からどこかに電流が流れてしまっていて…
その不具合が原因でバッテリーが放電している可能性もあるとの、マエストロの見立て。
後者であったらまずいので、一度徹底的にチェックさせてほしいと言うので、数日間入院ということになりました。
でも、ほぼ毎日稼働しているペッピーノさんですから、入院は困ります。
なので代車を出してもらいました。もちろん代車を借りるのは無料です。
その代車がこちら。
マツダのバッジがついた軽自動車。一応「FLAIR」という車種らしいです。
軽自動車には詳しくないのですが、こんなマツダ車があった記憶はないので、OEM車であるような気がします。
どなたか詳しい方がいらしたら、教えてください。
天井がぴょこんと高いせいで、着座位置が高く車内がルーミーなので、運転していると軽だというのを忘れます。
おとなが4人ぐらいは楽に乗れそう。
軽でも、悪い車じゃないと思います。
ただペッピーノさんに乗り慣れていると、やはり全てが物足りないですね。
何よりも、アルファのシャープでクイックなハンドリングとは全然違う。
実際、ペッピーノさんはロック・トゥ・ロック(左の据え切りから右の据え切りまで)が2回転なのに…
この車は約3.5回転あります。
まあ、アルファ156と軽自動車を比べるのもナンセンスなんでしょうけれど。
でもこの軽自動車が、ペッピーノさんの代車として釣り合わないかといえば、実際はそうでもないです。
なにしろ1年半前に、諸経費や消費税など、すべてコミコミ59万円で買ったペッピーノさんですから。
この代車だって、もし中古車としてこの状態で買ったら、そのぐらいの値段…いやもっと高いのかも。
だから、まあ釣り合っているんじゃないでしょうか。
それにマエストロのお店で扱っている車は、こういう庶民的な車ばっかりなので…
代車もこういうのしかない、というのが実際なのではないですかね。
ガレージにあった整備中の車は、フィアット・パンダ(割と新しいの)が1台あった他は、日本車ばかり。
しかも、いわゆる高級車は全くなかったです。
アルファ156なんていうのは、マエストロの会社で扱っている車種の中では、ハイエンドかも。
彼が以前働いていた、自分のお父さんの会社では、逆にアルファロメオはローエンドのほうで…
ロールスロイス、フェラーリとか、ポルシェ、マセラーティあたりの高級車が中心でしたから。
まあ、その状況がいやというのではないかもしれないけれど、全く違う客層を相手に商売をしたかったから…
そこの跡取り息子として働いていたのに、わざわざ独立して別会社を立ち上げたのではないか、とも思います。
少し前まではひとりでやっていたのが、今は人を雇って、その子から「社長」と呼ばれています。
従業員にはお休みがあるとのことですが(当たり前)、社長は相変わらず年中無休みたいです。
とにかく、めちゃくちゃ忙しいみたい。ネットでのレビューも最高です。
で、ペッピーノさんの様子ですが…
木曜日にマエストロから電話があって、異常な放電の原因は、他にどこも見つからなかったので…
やはりバッテリーが駄目になってしまっただけですね、ということでした。
とりあえずよかった。
明日、ペッピーノさんは引き取り可能なのですけれど、父のアテンドで1日つぶれてしまうので…
土曜日に引き取りに行く予定です。
今回は、私の雑で乱暴な扱いが原因でのバッテリートラブル。
いくら丈夫なペッピーノさんでも、2005年初登録で、18年落ちの旧車ですからね。
これからは気を付けて、ちゃんとした扱いをしてあげようと思います。