改正道交法施行

駐車違反の取り締まりを民間業者に委託できる改正道路交通法が本日、６月１日に施行され、早速実施された。しかし、この改正って有意義？？？どうも疑問である。
少し考えただけでも問題が山積み。介護の必要な年配者の送迎、仕事でのやむを得ない駐車。これも公平性を保つため、事情は考慮されない。障害者やその介護者は、やむを得ない事情の場合、短時間、警察署長の駐車許可が出ることもあるとのこと。

運送業者などは深刻な問題となっている。荷物の積み下ろしも５分以内。無理でしょ・・・仕方なく車を有料駐車場に入れ、徒歩でダイレクトメールを配達したり、運転手を２人態勢にするなどの対応を取らざるを得ない状態になるようだ。しかし、費用がかかるので徹底するのは難しいと思われる。
監視員はみなし公務員という、わけのわからない身分ながら、乱暴狼藉を働くと公務執行妨害罪となる。

今日は事務所の上からなにげに見ていると、早速監視員がペタペタ張りまくっていた。一体どこからわいてでたんだろう・・・と思うぐらい早業だった。悪質な駐車場への誘導というトラブルも懸念されている。こんな法律施行より、もっと先に考えて施行すべき法律は山ほどあるはずだ。