特別に好きというわけじやないけれど「この子これから どうするのかなあ」と心配だった速水もこみち。
顔が良いのはわかるけど目に不安が見える。 「僕はどこにいれば良いのかな」という心の声が聞こえる。
役者になりたくて この世界に入ったのかなあ? 顔だけで出てきちゃったのかなあ、と考えていた。 けして上手い芝居でもないし 話がうまいわけでもないしなあ、どうやって売り込むかなあ、と「お前はマネージャーかっ」と自分突っ込みをしていた。
サイボーグやこち亀の「普通の人とは違う」役をもらった時は一安心。
これならキャラの強さでなんとかなるって 「お前はプロデューサーかっ」と また自分突っ込み。
そんな もこみち君は「料理が得意」だった。 これだあ!私は思う。
話題となっている男性の料理人は大概体裁の悪い人が多くて嫌だった。 髭のある人や髪がボワボワの人の料理は食べたくない。
もこみち君は違う。 綺麗な上に髭もない。
彼が生き生きと自分を発揮できる世界はここだ、と感じる。
「好きこそ物の上手なれ」という諺があるけれど、彼の料理している姿は輝いている。 好きなことをしている、というのは大変に良いことなのだなあ
よかった。 これで速水もこみちは芸能界や料理界で光る。
「お前は事務所の社長かっ」と またまた突っ込みを入れる私であった。