
まずは「旭山動物園物語~ペンギンが空を飛ぶ~」マキノ雅彦監督
主演は西田敏行
年間入園者数が300万人を超え、3年連続で夏期入園者数が全国で一位を記録。世界初の「行動展示」で一躍有名になった動物園のドラマを豪華キャストで初映画化。すべての生命に贈る感動のトゥルーストーリー。(プログラムより)
人が来なくて赤字続きの動物園。市からは閉鎖を言い渡される。飼育員が智恵を出し合って冬場の開園等を試みるがなかなかうまく行かない。日本中の動物園、水族館をリサーチした園長が行動展示を考えつく。要するに動物の行動が間のあたりに見えるよう虎をトンネル上に歩かせたり、ペンギンが泳ぐ水槽を天を仰ぎ下から眺めると言うわけだ。だから「ペンギンが空を飛ぶ」、とのサブタイトルがついた。きちんと作られていて、動物好きには感動の一作だ。西田敏行もいい。
夜は特別招待作品の「ブラインドネス」(ブラジルー日本ーカナダ共同製作)
フェルナンド・メイレレス監督
カナダと日本とブラジルのプロデューサがブラジルの監督を起用、脚本はカナダ人、そしてハリウッドスター、と日本のスター主演で作った作品である。
主演はジュリアン・ムーア、日本からは木村佳乃、伊勢谷友介
カナダ人は出演者の一人ドン・マッケラー(この作品と、レッド・バイオリンの脚本家でもある)
第61回カンヌ映画際のオープニング作品として衝撃の幕開けを飾った本作。謎の伝染病により、全世界が失明してしまうという大胆なストーリーを国境を越えて集結した監督とキャストが見事に描き切った,心理パニック・サスペンス。(プログラムより)
オープニングの「レッド・クリフ」の時とは違い、かなり前方の特別招待席で見た(オープニングで麻生首相が座っていたところとほぼ同じ)。全編ホワイトがかった色調で(目が見えなくなる設定だが、何故か黒ではなく白)、動きも激しく、ようするにパニック映画なので、つくづく映画とはどの席で見るかで印象が俄然違って来ると実感。こんなに近くては「レッド・クリフ」を見るのは辛かっただろうなと同情。悪役を演ずるガエル・ガルシア・ベルナルと共謀して入居者達から金目の物をだまし取る男にモーリー・チェイキン。ガニオンの「ピアニスト」で起用したことのある、癖はあるが存在感のある俳優を見て、懐かしくなる。
by Yuri Yoshimura Gagnon
anne_partners@mail.goo.ne.jp
主演は西田敏行
年間入園者数が300万人を超え、3年連続で夏期入園者数が全国で一位を記録。世界初の「行動展示」で一躍有名になった動物園のドラマを豪華キャストで初映画化。すべての生命に贈る感動のトゥルーストーリー。(プログラムより)
人が来なくて赤字続きの動物園。市からは閉鎖を言い渡される。飼育員が智恵を出し合って冬場の開園等を試みるがなかなかうまく行かない。日本中の動物園、水族館をリサーチした園長が行動展示を考えつく。要するに動物の行動が間のあたりに見えるよう虎をトンネル上に歩かせたり、ペンギンが泳ぐ水槽を天を仰ぎ下から眺めると言うわけだ。だから「ペンギンが空を飛ぶ」、とのサブタイトルがついた。きちんと作られていて、動物好きには感動の一作だ。西田敏行もいい。
夜は特別招待作品の「ブラインドネス」(ブラジルー日本ーカナダ共同製作)
フェルナンド・メイレレス監督
カナダと日本とブラジルのプロデューサがブラジルの監督を起用、脚本はカナダ人、そしてハリウッドスター、と日本のスター主演で作った作品である。
主演はジュリアン・ムーア、日本からは木村佳乃、伊勢谷友介
カナダ人は出演者の一人ドン・マッケラー(この作品と、レッド・バイオリンの脚本家でもある)
第61回カンヌ映画際のオープニング作品として衝撃の幕開けを飾った本作。謎の伝染病により、全世界が失明してしまうという大胆なストーリーを国境を越えて集結した監督とキャストが見事に描き切った,心理パニック・サスペンス。(プログラムより)
オープニングの「レッド・クリフ」の時とは違い、かなり前方の特別招待席で見た(オープニングで麻生首相が座っていたところとほぼ同じ)。全編ホワイトがかった色調で(目が見えなくなる設定だが、何故か黒ではなく白)、動きも激しく、ようするにパニック映画なので、つくづく映画とはどの席で見るかで印象が俄然違って来ると実感。こんなに近くては「レッド・クリフ」を見るのは辛かっただろうなと同情。悪役を演ずるガエル・ガルシア・ベルナルと共謀して入居者達から金目の物をだまし取る男にモーリー・チェイキン。ガニオンの「ピアニスト」で起用したことのある、癖はあるが存在感のある俳優を見て、懐かしくなる。
by Yuri Yoshimura Gagnon
anne_partners@mail.goo.ne.jp