
「赤毛のアン展」」が1月2日から福岡三越で開催されます。東京、名古屋、広島、大阪、、と続いた今年最大のアン関連イベントです。
6月に東京の日本橋三越百貨店でのオープニングセレモニーがあり、PEIよりアンに扮した可愛い少女をむかえ、テープカットでこのイベントの日本全国巡回の幕が開けました。しかしこの日、誰がこれほどのアンファンが来場すると想像したでしょうか?
初日は限定された招待客でもあり、ゆっくりと展示物を見て回る事ができました。そして、最終日、丁度来日していた宮平貴子監督ほか数人を同行し再度訪れたのですが、もうそこはまるで満員電車のなか。汗びっしょりになり、結局殆ど見ずに会場をあとに、、、。2週間で5万人! 驚異的な数字ではありませんか。信じて疑わなかった主催者の方達もさることながら、押し寄せた女性たち、素晴らしいパワーに満ちあふれていました。このパワーに映画の撮影を夏に実現しようと決めた原動力をもらったと言っても過言ではありません。
売店もあり、いくつか欲しいものもあったのですが、レジ前には長蛇の列、とても買える状態ではありませんでした。さまざまな本が並んでいる前、70代の女性が、村岡花子さんの『赤毛のアン』を手にとり、「これはね、私が少女時代に読んだの、、。」と孫と見られる少女に優しく語りかけていました。あ~いい光景だな~と『赤毛のアン展」の成功を自分ごとのように嬉しく感じた一時です。
福岡の「赤毛のアン展」も大成功しますように!!!そして、仙台(3月)、札幌、、、、とどんどん広がって行きますことを願っています。また、100年前に生まれた「赤毛のアン」が、今の100年に一度と言われる大不況を乗り切るエネルギーを与えてくれますように!!!