時には目食耳視も悪くない。

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気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(10)

2021年03月14日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow. (1981) Karen van der Zee / Chapter 1より


❛When you're grieving you go through a more or less predictable series of emotions ― denial, rage, depression, and finally acceptance.
(「人は深い悲しみにある時、多かれ少なかれある程度予測可能な感情を経験します。拒絶、怒り、落胆、そして、ついには受け入れます。)

You will too, Faye.
(あなたもそうなります。フェイさん。)

In the end you will learn to accept.❜
(最終的には受け入れられるように。」)

Carefully Faye folded the paper and slipped it in her wallet behind her credit cards and driver's license.
(フェイは丁寧にメモを折り畳み、財布の中のクレジットカードと運転免許証との間に挟んだ。)

She hadn't lost a husband, or leg, and she wasn't going to die.
(彼女は夫を亡くしたわけでも、脚を失くしたわけでもなく、死んでしまうわけでもなかった。)

She would have to think about going to doctor Jaworski.
(それでも、ジャヴォルスキー医師のもとへ行くことを考えざるをえないのだ。)

She took a deep breath and rose to her feet once more.
(彼女は深呼吸をして、もう一度立ち上がった。)

❛Thank you, Doctor❜, she said automatically, and managed a polite little smile.
(「ありがとうございました。先生。」と彼女は機械的に言い、どうにか礼儀正しく控えめな笑顔を作った。)

Thank you, Doctor, for the worst of my life.
(最悪な人生をありがとう、先生。)


【一言メモ】この作品が書かれた1981年当時に、海外では心のケア分野が進んでいたんだなと実感する物語。


※ツイッターやってます。https://twitter.com/honnohayashi





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