時には目食耳視も悪くない。

読んだ本、観た映画、聴いた音楽、ふと思ったこと、ありふれた日常・・・

気ままにya-ku-so!:A Secret Sorrow.(29)

2021年07月25日 | 語学学習
☆本記事はブログ主が好きな海外文学作品をその時の気分で自由気ままに翻訳するものです。
 ブログ主は翻訳トーシロなので、誤字脱字・意訳・誤訳・スペルミスが多発する恐れがあります。
 転載やコピペはオススメしません(笑)

☆テキスト出典 A Secret Sorrow.(1981)Karen van der Zee/Chapter1より


Texas, she thought, no doubt it was a Texas accent, and suddenly something strange happened in her mind.
(テキサスね、間違いなくテキサス訛だわ、と彼女は考え、その途端ふと思い当たる節を見つけた。)

She remembered things the children had told her, and odds and ends of information tucked away in her mind began to take on a new significance.
(子供たちが言っていたことを思い出したのだ。その中にフェイは何か大切なことを忘れていないかと、記憶に薄っすら残っている切れ切れの情報を手繰り寄せた。)

It was as if the pieces of a puzzle were coming together making a picture totally different from what she had visualized.
(まるで、ジグソーパズルのピースが組み合わさるように、彼女がそれまで思っていたものとは全く違うイメージが浮かび上がってきた。)

This man couldn't be . . .
(この人は確か。。。)

❛Kai's the name, ma'am. Kai Ellington.❜
(「カイですよ。お嬢さん、カイ・エリントンです。」)

It was. Uncle Kai, the children called him, a hero in their eyes.
(そうだった。カイおじちゃん。子供たちは、まるでヒーローのように彼をそう呼んでいた。)

The man who had flown them to Disney World in Florida last summer, stayed there with them for a week to give Chuck a reprieve and rest from single fatherhood.
(この人は、去年の夏、フロリダのディズニーワールドに子供たちを連れて行き、そこで一週間を過ごし、シングルファザーのチャックを子育てから一時的に解放してくれたのだ。)

He was the man who took them on camping trips, to the Brooklyn Zoo and the Barnum and Bailey Circus in New York.
(彼は子供たちをキャンプに連れて行ってくれたり、ブルックリン動物園や、バーナムやニューヨークのベイリーサーカスにも一緒に行ってくれた人だった。)


【一言メモ】この物語はおよそ40年前のアメリカ東部が舞台の作品。シングルファザーの苦労を描いた映画『クレイマークレイマー』がアメリカで公開されたのが1979年。(確か、最終的に親権は母親になったんだっけ?)男性が家事や子育てをするのが目新しかった時代ですが、今現在でもその風潮が変わってないような気がするのは私だけかしら。。。


コメントを投稿