エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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世界名作劇場は素晴らしい

2008年08月12日 13時16分42秒 | 徒然日記の50
BIGLOBE × 「世界名作劇場」は懐かしい名作を数話ずつ無料で見せてくれる企画で結構良い企画です。
リンク:http://anime.biglobe.ne.jp/meisaku/

1965年生まれの私としてはこのあたりの名作を幼少の頃に見て育ったわけです。
実に沢山の感情をこうしたアニメから学んでいると言っていいでしょう。
例えば、

 フランダースの犬(1975年。エクレア10歳)

主人公ネロが貧乏と戦うストーリー。素直だけがとりえのネロは世間にいいように振り回される。大人の事情であらぬ放火魔の疑いまでかけられ、起死回生を狙った絵画コンクールは貧乏ゆえにモノトーンでの出展にて1番を取り逃がす。結局、神様のもとに飼い犬とともに旅立ってしまうという何処にもハッピーエンドがないお話。みんな貧乏が悪いんや!金持ちにならなければと、高度成長に突き進む日本に勇気を与えた作品。

 母を訪ねて3千里(1976年。エクレア11歳)

イタリアのジェノバから遥かかなたの南米まで出稼ぎのおかんを探しに子供が旅立つ無謀極まるストーリー。
今の子供ならネットに住所入り、写真入りで「母親を探してください。自分は自宅警備員なので自宅を離れることが出来ません。ヨロW・・・」で済んでしまうわけですが、当時はそんなものありはしませんので、大人をあの手この手で利用しながら子供のずるがしこさでここまでタフな行動が出来るんだと子供に夢を与えた作品。

 あらいぐまラスカル(1977年。エクレア12歳)

事業家のぼんぼんが裕福に任せてカヌーを家で作ったりしていたけど、飽き足らずにクマだかタヌキだかわけの分からない獣を育ててみるストーリー。
話が進むにつれて暗くなる設定で、次から次にトラブルがやってくる。最後には父親の事業の失敗で家屋まで失い、獣なんか飼ってる場合じゃないと自分で作ったカヌーで森に獣を捨ててしまう。人間裕福でないとペットも買えないんだよと教えてくれる貴重な作品。

 トムソーヤの冒険(1980年。エクレア15歳)

破天荒なトムソーヤに焦点を当てたストーリー。でも実はこの作品よりは親友のハックル・ベリー・フィンの冒険のほうが遥かに冒険度は凄い。トムソーヤの悪戯がメインであり、どちらかというとアメリカの悪いところを集めて漫画にしたような作品。でも主題歌はOP、EDとも好きだった。

 ふしぎな島のフローネ(1981年。エクレア16歳)

裕福な家庭でも自然の驚異には勝てませんぜ!主人公家族の乗った船が嵐で難破する。そして奇跡的に家族全員無人島に流れ着くというなんとも海外ならではの主人公が死なないお話。人生なんか一瞬先は闇。でもな、頑張れば、頑張ればよぉ・・・いつかいいことがあるんだぜェ・・・と教えてくれる。投げちゃダメだ。頑張らないとと今の若者に見ていただきたいストーリー。

さて、この世界名作劇場を何処まで見ていたかというと1981年の不思議な島のフローネまでちゃんと見ていました。まあ高校生になる頃までこんな純粋なアニメに囲まれているわけで良い子に育たなければ嘘みたいなもんですな。
その後の若草物語やあしながおじさん、名犬ラッシー、レ・ミゼラブルなど数々の名作が放映されたわけです。

今の子は可哀想。ガンダム00とかブラッド+とか少女が刀を振り回ししたり、少年がテロに加担したり・・・いいのかこれでと思いますね。

※あ、書いてから補足するのを忘れていましたが、ここのあらすじはデタラメです。

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