エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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愛している順番

2010年04月29日 12時01分49秒 | 徒然日記の50
世間ではG.W.突入ですよ。私はいつものように仕事をしていますが。
後半はお天気も良いそうなので野良仕事もしてみますよ。

■日本人を苦しめる「仕事は家族より優先」という異常な発想
リンク:http://d.hatena.ne.jp/elm200/20100426/1272289840

-抜粋-
ここアメリカでは、家族と一緒の時間を最も大切にして、会社はあくまでも収入を得る手段であり、そこで1日のうちの8時間以上を過ごすのは愚かである(自分や家族の人生を大切にしないと言う点で)と考えます。社長以下、すべての上司も同じように考えているので、滅私奉公などという発想はありえません。そういう発想の人は多かれ少なかれ家族に問題が発生し、その結果生産性が下がり、いずれレイオフされるでしょう。
-ここまで-

まあ全部読んでもらったほうが書き手の意図は汲んでいただけるのだと思う。

あえて反論する気もないんだけ、少しばかり気になったので私なりに思うことを。
日本の中で日本人として生きてりゃよこう言いたくなるんだ。

(外人かぶれすることで自分が国際社会で通用する人間だと言いたいのかい。
日本人の美徳は「日本人らしさ」なのだから、国際的にどうこう見られようが異常に見えようが貫いて生きているほうがよほど日本人として誇りを感じるってなもんだ)

と。

かつて働きすぎといわれバッシングされた日本。そのおかげで技術立国に成り上がった事を忘れたわけであるまい。
外人が追いつけないぐらい勉学に励んだ結果だよ。当然どこかにひずみぐらいできるわさ。

真似が出来ないねたみを「アリエナーイ!!」とガイジンは言うんだ。そんなものを鵜呑みにするほうがおかしいんじゃないかね。
「愚か」な行為で経済的豊かさを獲得したんだからいいんじゃない。日本人からしたらそんな働かない上司を持っていることに悲劇を感じるってなもんだよ。

だからガイジンは働きもしないで錬金術に走るんだよ。覚えておけ。

日本の憲法には「国民の3大義務」ってのがある。こればかりは小学生から教え込まれたのを今でも思い出す。今の時代は学校で教えているのか知らないけども。
一般的には
二十六条 教育の義務
二十七条 勤労の義務
三十条 納税の義務
をそう呼ぶ。

対する「国民の権利」はいわゆる基本的人権の尊重(保障)って奴で、
生命の尊重
財産の尊重
名誉の尊重
ってなものが対価になるのかな。

たとえば二十七条 勤労の義務には
「働く能力があり、働く機会もあるのに、働く意思を持たない者は、生存権の保障が及ばない。」
とある。働かない奴は生命の保証までしなくていいよと憲法にうたっているんだよ。働くことを否定すること自体非国民ってなもんだ。

三十条の納税の義務には、
「国民主権国家においては、国民の納める税金によってのみ国家の財政が維持され、
国家の存立と国政の運営が可能となることからして、国民の当然の義務と解される。」
とある。取られた税金で馬鹿な公僕を食わせてやっていると思うと腹も立つけど義務だし仕方がないってなもんだ。

まあこんなわけで働くことは良い事だ。と結論。

いや本当に言いたいことはこうじゃない。
日本人の奥さんの場合、社会的に愛している順番は

自分≧給料≧子供≧≧≧夫≧≧≧≧会社

であり、夫を愛している条件として給料が含まれている。会社なんかどんな仕事でも興味なし。

ガイジンの場合、

自分=家庭=夫(または妻)≧バカンス≧給料≧会社

って感じでしょ。これじゃあキリギリスさんだよ。冬には食い物なくなるっての。

日本の男子の場合、

仕事≧自分≧明日の米≧子供≧家庭であったり妻であったり≧会社

日本人って本当に正直。
明日の米の心配をし、明日の太陽が東から昇ることだけを願って生きている。
ってなものかな。いずれの場合も会社は生きるための方便。これだけは世界共通だと思うな。

なんて謙虚なんだ。日本人万歳。

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