エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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フェアユースという考え方

2007年09月27日 12時36分28秒 | 徒然日記の50
新しいパソコンを製作過程なのでデータの移動やソフトのインストールで大混乱。
XP→VISTAならまだこれほどの混乱は無いのかも知れないがXP→XP64ビットへの移行はトラブルの連続です。復元作業は数知れず、最初からOSのインストールのやり直しすること数度。ブログを書く時間がとれません。

特にATOK16を64ビット版にインストールすると何かの絡みで英語配列に一部がなったりのトラブルから抜け出せなくなりました。こうなるといくら英語版の配列を頭に残していても対応は難しくストレスが溜まります。既存のソフトが走らないってのはとにかく困ります。
Adobeとマイクロソフトの相性も極め付きの悪さだし、とにかく64ビット版のXPはソフトメーカーから見放されている感があります。でもVISTAは嫌なのです。耐えられません。あのセンスの悪さは。

著作権者の許諾を得ずにインターネット上で流通している音楽や動画などについて、個人が私的利用を目的にダウンロードする場合も違法とする方向で著作権法を改正するよう求める報告書案を、文化審議会の小委員会が了承したそうです。

またまた時代に逆行する動きを文化庁が進めていてどうにもこうにも脳みその硬化には歯止めがかからないようです。
スタートレックの世界観ではないですが未来ではお金という文化は地球連邦には存在していません。利益を追求するあまり地球を破滅させてしまった代償から学んだ結果です。

著作権保護は本人にこそ必要な権利かも知れませんが死後家族がその権利を引き継いだりするのも完全な不労所得であり過剰保護なのは間違いありません。
既得権益を一度得てしまうとその魅力から手放すことは不可能なようです。

フェアユース(著作権物の公正使用)のほうがコピーライト(著作権保護)よりは経済効果があることはCCAI(アメリカの大きな業界団体)から報告が上がっています。
ほんの僅かな差です。大体100兆円ぐらいフェアユースのほうが経済効果があるとされています。コピーライトより1.6倍ほど経済効果があるわけですが、時代に逆行する文化庁としてはこの効果を捨ててでも死にかけている著作権者の保護を庶民に納得させる気でしょうか?
それにはもっともな説得力を持って説明をしてくれないことにはなかなか首を縦には振れませんね。

そのうち日本では記者会見一つ開いても発言に対して著作権が発生していたりしてがんじがらめになって情報が流通しなくなる可能性があります。

失ってから気が付く大事さって結構あります。信頼もその一つです。
著作権にしがみつく阿呆どもは人を信頼することを学ぶ必要があるのではと思うばかりです。

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