エクレアのあのねのね

大と為せば、以って大と為すに足らず

















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2007年のトレンド予測(家電編)

2007年01月04日 10時43分50秒 | 徒然日記の50
昨日は子供に夢を与えました。
大人の心とは裏腹に子供は幸せになったようなので大人としては義務を果たしました。やはり子供には夢が必要なんだよな。

大人も夢が必要だが大人の場合は、夢を見るにも努力が必要。
夢見たければ己が実力で掴め!っちゅーわけですな。
年末ジャンボを買うこともなく、夢は金杯で!(情けねぇ。これが大人の夢かよ!?小ちぇえよ。大人の夢って小ちぇえよぉ!)

●金杯の予想はしない
ちなみに予想はやりません。私の金杯には独特の買い方があります。
新聞の出走馬の欄をパッと見て一番最初に気になった馬を買います。
成績を見ると全くパッとしない馬が多いんですが、これが以外と連に絡む。
この方法で2度ほど金杯で高額馬券をゲットしています。
昨年は8万ほどお年玉を貰いました。

●2007年のトレンド予測(家電編)
さて昨年中に2007年度のトレンド予測を終わらせようと思っていましたが、終わりませなんだ。
ブログを書く前にはいつも思いつくままワードに書き溜めて後から適当に拾い出してブログに載せているわけですが、書き留めたままお蔵入りになることのなんと多いことやら。
思いついたことを殴り書きのように書き留めるので冷静になると後で読むに耐えなかったり、全く見当違いのことを書いていたりしますので、致しかたのないところです。

●回顧
家電のトレンドを見ていくとやはり注目はデジタル家電ということになります。
今年は早くもBSのアナログハイビジョン放送が夏に早期終了となります。
アナログのハイビジョン放送って何?もしかしてMUSE放送のことかしら?(BS9CHだよ)
確かに1998年のW杯サッカーの頃にはやっていたが、その後、我が家のMUSEデコーダーは何も受信しなくなっていたのでとっくに、終了したと思っていた。

アナログハイビジョン放送はNHKが世界的スタンダードを狙って大金をつぎ込んだ規格ですが欧州、中国は勿論同じリビジョンの米国ですらソッポを向いた庶民の懐を完全に無視したジャブジャブの成金規格でした。
アナログハイビジョン放送はものの見事にズッこけてとうとう本放送の日の目(受信料の対象)を見ずに終了となりました。これこそ金返せって感じですな。

このアナログハイビジョン放送に使っていた帯域を使って3つの新しいチャンネルが作られるそうだがどんな放送?もう少ししっかりとアナウンスしてもらいたいもんだ。現行のデジタル機器で受信できるのかとか。本気でデジタルを普及させる気あるのかね?

高画質路線に同期してずっこけたD-VHSやW-VHSなどのVHSの上位規格。アナログテープにハイビジョンが録画できるとご自慢の規格でしたが何せ価格が下がることはなく、受け入れられることもありませんでした。いまやS-VHSさえもどこに行ったのやら?
今やVHS牽引メーカーのビクターは親会社の松下のお荷物扱い。売り飛ばされようとしています。
規格の互換性にこだわったビクターは偉いとは思うがそれが足枷になって、次世代機でリーダシップを取ることが出来なかった。
侍の心で鎖国を続け黒船を受け入れられなかったといったところでしょうか?
殆ど回顧録になっています。

●ザマミロ
このデジタル家電だけど、前にも書いた通り、国の審議会の方で放送のあり方について規格がまだ確定していないので読みにくいんだ。多分このまま順調に売り上げが伸びれば今のコピーワンスが定着し、規格変更はされないだろうし、売り上げが停滞すれば規格変更になりコピーに関してはもう少し緩い規格に変更されると思う。
規格変更は現行機種の旧型化を意味しており、自慢しようと先行投資した金持ちと公務員はクズをつかまされることになりザマミロって感じなのですがこのあたりはまだまだ不透明です。

●面白いもの
その中で面白いものを見つけた。
それは電力線ネット。昨年の暮れに松下から発売された電力線を使ったネットワークなんだけど、これがかなり面白い。
品薄が続くほど人気なんだけど今の段階で手を出す必要は全くない。
今のところノイズにかなり弱く、想定の速度や安定した品質が確保できないなど解決しないといけない問題が多いのだけど、この製品の、この規格の使い方は実に面白いことに気がつく。この規格が生きるのはこれからのこと。

今のパソコンには当たり前に装備されているLAN端子。パソコン以外の機器ではモデム用の端子を備えたものは若干存在するがLANを装備するものはほぼ皆無を言っていい状況だ。
コンセントでネットワークを構築できる電力線ネットはこの可能性を一気に広げることが出来る。

電力線ネットにパソコンが接続されていればインターネットに勿論つながるし、そうした一般的な使い方は当然として、それ以外の使い方が一気に広がる。いわゆるホームネットワークの確立が簡単になる。

今でも電話で家の家電を制御して、外部から遠隔操作は可能になっているがそれには専用の投資が必要であり、必要性を感じる人にとっては必要でもこれではナチュラルスタンダードにはなりえない。
これが電力線ネットが標準化することでかなりスタンダードになりえるんだ。

今のように各コンセントでアダプターで販売しているうちはちょっと難しいんだけどこれが各家電に実装されるようになると事態が一変する。

たとえばDVDレコーダーやデジタルテレビにアダプターが内臓されるようになると家のどのテレビでもDVDレコーダーに撮り溜めた映像を電力線経由で見ることが出来るようになる。録画機器が一気にサーバー化する。こうなるとホームネットワーク間でデジタルメディアのコピーなどは意味を成さなくなり(それこそコピーワンスによるバックアップのみで済む。勿論家庭内のみの話だが)コンセントにさえつながっていればどの部屋でも好きな番組を好きな時間に観ることが出来るようになる。

●白物家電が変わる
オーブンや電子レンジ、電気コンロなどもデータ放送でデータを容易に更新できたりもする。料理番組のテレビ放送にレシピをデータ放送に乗せてデータも一緒に録画データに保存しておけば電子レンジから録画機器に撮り溜めたデータからレシピを抽出しお料理をするなんてことも出来るし、ICタグとデータ放送の融合なんてさせれば冷蔵庫のストックも管理が変わるだろう。

洗濯だってそうだ。素人には難しい繊維の洗濯もそうした連携で簡単になったり、デジタル放送のお天気番組の地域データと連動すれば天気に合わせて朝起きたら選択が終わっていて、後は干すだけなんて使い方も出来るようになる。
こうなってくると気象予報士の資格はもっと生きてくるかもね。良く当たる人の気象予報士のホームページとうちの洗濯機の連携とか、そんなのもありだ。
奥さんが明日の天気を気にするなんてことはしなくてよくなる。

ドライヤーと細木数子の占いが連動して、
「スバリ言うわよ!あんたその髪型だと地獄に落ちるわよ!」
なんてのは頼むから止めてくれ。

電力線ネットが普及するだけでこうしたホームネットワークは実に簡単に実現できる。
電力線ネットは期待だ。一刻も早く小型化、家電製品に実装すべき製品だと思うのだった。

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