【米国内科医師会が鍼灸に効果があることを発表!】
の記事をご紹介いたします。
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腰の痛みをまとめて「腰痛」と総称しているが、腰痛の症状を引き起こす疾患は様々です。
もちろんヘルニアが一般的であり大半の原因であることには違いありません。
しかし、その一方で腎結石や癌などの可能性もあり効果的な治しかたと言うのは一概には言えません。
腰の痛みがあるときは一度は病院を受診することが良いと思います。
その際は、いつから、どのような痛みで、どのようなことをすると痛みがますか、1日のうちで痛い時間は、その痛みは良くなってきているか悪くなってきているか、などの情報を医師に伝えることが大切です。
腎結石や癌といったものである場合は、その病気の治療が最優先です。
ヘルニアによる腰の痛みの場合、まずは安静にすることが一番のの治療法です。
痛みが強い場合は、その都度ボルタレンやロキソニンなどの痛み止めを使用し、腰に負担をかけないように生活することを心がけることが大切です。
しかし薬の副作用があることは使用する上で知っておかなければなりません。
例えば、腎臓や肝臓に負担をかけたり、血圧を下げるなどの副作用があります。
また、重いものを持つときは、腰を90度にまげて持ち上げるのではなく、かならず足の屈伸運動を利用して持ち上げるなどの工夫が必要です。
しかし、それでも腰痛が改善しない場合、手術という選択肢を考える必要があります。
具体的に言うと排尿障害が椎間板ヘルニアの手術の適応であることを知っておいて下さい。
アメリカでは成人のうちの25%が腰の痛みを訴え、少なくとも3ヶ月に一度は腰の痛みを抱えているといいます。
腰痛による社会経済的なコストは、2006年の試算では医療費、腰痛による雇用への影響や生産性の低下などを含め1000億ドルと言われています。
鍼灸が社会経済的にも大きな効果をもたらすかもしれません。
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The American College of Physicians(ACP=米国内科医師会)は医学学術雑誌「Annals of Internal Medicine(内科医学ジャーナル)」にて正式に腰の痛みに鍼灸での治療を推奨しています。
ACPでは、近年の研究のエビデンスにより、鍼灸が腰の痛みに効果があり、「強く推奨」のカテゴリーに分類しました。
鎮痛剤による投薬治療の代替治療として、鍼灸と他の投薬を使わない治療を組み合わせることが推奨されています。
ちなみに従来の主流であったオピオイド系鎮痛剤の投薬治療は「あまり推奨しない」のカテゴリーへと分類されました。
これは、すべての医者、医療従事者、腰痛の患者に向けた推奨で、今後アメリカの病院では腰痛は投薬治療ではなく鍼灸を主とした治療が行われることが期待されます。
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引用:Health CMI 2017年3月4日
http://www.healthcmi.com/Acupuncture-Continuing-Education-News/1721-it-s-official-acupuncture-doctor-approved
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腰痛で来院される方は多いです。
腰痛の症状について、出始めたきっかけや痛みの強さ、どんな動きで痛みがつよくなるのか、痛みのほかにどんな症状があるのかなどを確認されていただき、どんな処置をするとよいのか、冷やしたらよいのか、温めたらよいのかなどや、家ではどう過ごしたらよいのかなどをご説明しています。
鍼やお灸も施術がいくつもありますので、その方の状態に合わせた方法を提供しています。
鍼灸には健康保険、交通事故(自己負担なし)、労災(自己負担なしが適応されます。
詳細についてはお気軽にお問い合わせください。
0558-83-2100 予約優先
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