デジタルカメラに昔のフィルムカメラ用レンズを
使用する場合、APS-Cと言われるフォーマットの小さい
モデルは、約1.5倍大きく写ってしまいます。
実際の焦点距離は変わりませんが、撮像素子が小さいので
トリミングしたようになります。
フィルムカメラの標準ズームで多い28-70mmなどは
42-105mmとなってしまいます。
実際に使ってみますと、これが割りと使いやすい事がわかります。
フィルムカメラの単焦点で多かった50mmから100mm前後をカバーしています。
現在のAPS-Cデジタルカメラでは18-55mmが多いですが、
これは35mm換算しますと27-82mmになります。
フィルムカメラの標準ズームとほぼ同じ感じになりますね。
オートフォーカスが出た頃から広角側のレンズが増えてきたのは
これも時代の流れでしょうか、おそらく屋内での撮影が増えた事が
影響していると思います。これに伴い最短撮影距離も短くなっていきます。