恐怖の体験をした彼女の心の傷は想像を絶するほど深いと思います。
無事保護され、本当に良かった!
しかしこれからが彼女恐怖の体験との戦いの日々が始まるのです。
犯人も憎むでしょう。
心配かけた人たちへの感謝の気持ちと共に、注目され続けることへの新たな恐怖や抵抗もあると思います。
どうか興味本位で彼女に心無い質問をしたり、逆にガラス細工にでも触れるように、あまりにも気を使って言葉を選びながら接するのもやめてあげてください。
彼女が心を閉じてしまわない為にも…。
連れ去られた後粘着テープで巻かれていたと言う。
何年経っても粘着テープと言う言葉を聴いただけでも見ただけでも、今回の恐怖がよみがえってきてしまうかもしれないのです。
だからと言って、この世から粘着テープはなくならないでしょう!
私も、粘着テープが怖かった時期が長くありました。
周りの人の力を借りながらも、最終的には本人の力で恐怖を乗り超えていくしかないのです。
だから無理やり話を聞かないで下さい。
話したくなったら、真剣にとことん話を聞いてあげてください。
それまで、どうか静かに暖かく見守ってあげてください。
泣きたい時は思いっきり泣かせてあげてください。
早く忘れなさいとか決して言わないで下さい。
今回の事件は無事保護で解決したかも知れないけど、彼女は監禁されていたのです。
ご両親の気持ちを彼女は誰よりも思うでしょう。心を痛めていると思います。
不審者は他にも多数目撃されています。
捕まった彼一人だけが危険人物ではありません。
怪しい車両の若者達や変なおじさん等から声をかけられたり、後をつけられたりした話もよく聞きます。私達も今年に入ってからも実際にありました。
新たな犠牲者を出さない為にも、自分自身も家族も警察も町内や学校も協力し合って、細心の注意を払う事が続けて必要なのだと思います。
みや