ジャニーズ事務所に所属するアイドル2人が「パニック障害」であることを相次いで公表し、療養のため活動を休止した。直筆のメッセージなどで率直な思いも吐露している。幅広い世代に影響力のある若手アイドルの行動は、良い影響をもたらすだろうと専門家はみる。
【写真】「Sexy Zone」の松島聡さんは「突発性パニック障害」と診察されたことへの戸惑いを直筆でつづったコメントを公表した
28日に活動休止を発表したのは、NHK紅白歌合戦への出場も決まっている5人組グループ「Sexy Zone」の松島聡さん(21)。直筆のコメントで、1年ほど前から体調を崩し1カ月前に悪化したことや「突発性パニック障害」と診断を受けたことを明らかにし、「自分のこの状況に正直大変戸惑いショックを受けております」「今は、治療と静養が必要だということなので、一旦(いったん)活動休止をお知らせすることをお許し下さい」「温かいご声援を受けている中で、苦渋の選択とはなりますが、今はこの病気を克服することが一番と決断致しました」などとつづった。
10月26日には、今年5月にデビューしたばかりで人気急上昇中の6人組グループ「King&Prince」の岩橋玄樹さん(21)も幼少期からパニック障害を患っていることを公表。活動を休止した。岩橋さんも書面で「今回の休養を前向きに捉えています。一生付き合うことになると思っていたパニック障害という病を、たくさんの方々の力を借りて克服するチャンス」「治療は地道で根気が必要だと思いますが、必ず病を克服し、皆さまの前に立てる日を目指して治療に専念します」とのコメントを出した。2人について、事務所の担当者は「病名の公表は本人と相談して決めた。できるだけありのままを出し、応援してくださる皆さんに理解していただけるといい」と説明する。
朝日新聞社
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最終更新:11/29(木) 19:28
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