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青い森の贈り物

これは誰の責任?

こんにちは、マダム青い森です。

もう3年以上続いているマダムのお百度ごみ拾い。

記録を兼ねてSNSに発信しているのですが。。。

最近、連続してこんなコメントがきました。

●「自分の地域のモノがごみになっているのを見るのは気分が悪い」

 投稿したごみの写真に、その方の地元のモノが写っていたそうで、

 なぜこの写真を晒すのか?とのこと。

●「自分の商品がごみになっているのを見るのは悲しくないのかな?」

 ご自身に関係あるごみがでていた、というわけではないけれど、

 自分の会社の商品が捨てられている画像を見た人は悲しくないのか?とのご意見。

 

後者は私を攻める趣旨ではないみたいでしたが、

どちらもビックリしましたー!

マダムのごみ拾いをふりかえると。。。

所有者が特定されるごみも結構ありました。

これらはマチナカで拾ったもの。

近所を歩くだけでも、いろいろなものが拾えます。

学校名の書かれたボールや銀行の通帳(繰り越し済み)を拾ったことさえありますw

これらを拾わずに放置しておくとどうなるか?

川を経由して海に流れていくんですよね。

紙や天然素材の布などなら分解も早いけれど、プラスチックはそうはいかない。

海へと流れて、自然の中に残り続けることになります。

海ごみの8割はマチナカからだそうで、実際、海ではさまざまなモノを拾います。

中には上の写真のような持ち主のわかるモノもありますw

時には所有者に連絡して、引き取ってもらったこともあります。

処分してしまってもイイし、時間や労力、手間ががかるけれど。。。

海に流れてしまったことを知ってほしいから、返却したのです。

マチナカに落ちているものを海のごみにしたくない。

そういう思いで、私たちはごみを見つけたら拾います。

しかし、拾っても拾ってもポイ捨てがなくならないし、海ごみ問題は相当深刻です。

SNSに投稿しているのは、この現状を知ってもらいから。

ごみ問題に気付いて、具体的なアクションをしてもらえたらと願っているから。

でも、ポイ捨てした人にはやめてほしいと思うものの、ごみになったモノ、そのものを陥れる気はありません。

しかしながら「その写真をなぜ晒す?」とコメントされて、心底驚きました!

「晒す」って言葉、私は好きではないし、そういう風に思われたなんてショック。

SNSはいろいろ難しいところがあるよなぁと、しみじみ実感させられました。

ノベルティでも商品パッケージでもポイ捨ては、「使う人の責任」はもちろんあるけれど、

ごみになってしまったら、作った人の責任はないのでしょうか?

ごみになるような商品を配布、販売するのも、そもそも問題なのではないでしょうか?

例えば、青森ねぶた祭の時の大量のプラカップや串などのごみを見ると、

売る方にも問題があるように思えて仕方なかったです。

今回の指摘では、我々のごみ拾いの意図を汲んでもらえず、

とにかくその写真は不愉快だと言われたのが、なかなかの衝撃でした。

でも、これからも私はごみを拾い続けるし、発信もやめません。

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