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青い森の贈り物

迫力の“摺り“

朝、思い立ったように八戸に日帰り旅を決行しました。

県南地方に春を呼ぶ「八戸えんぶり」を観るためです。

 

旅行日程を全て任せるマダム(2度目)に頼もしさを感じながら、ついていく私(もちろん初めて)。

青い森鉄道で八戸駅下車、南部バスで中心街へ向かうと既に各組が次々と囃子を響かせながら行列を作って中心街へ向かっていました。

それだけで、ワクワクしてきます。

 

一斉摺りが始まる10時40分ごろ、バスを中心街で下車しました。

時間ぴったり、さすがマダム、長年添乗員をやってきた賜物ですね。

街は多くの見物客でごった返し、そこをかき分けながらマダムの案内で、それぞれの組みの様子を観てまわりました。

太夫が華やかな烏帽子を大きく振って舞う、その迫力に圧倒されました。

県内にこんなまつりがあるなんて知らなかった。とても感動しました。

華やかな衣装を着た可愛い子供たちが、松の舞や大黒舞なを次々と披露します。

 

子どもたちの一生懸命舞う姿に、ついうるっときてしまいました。

一斉摺りが終わって各組が解散するの見送り、お昼ご飯。

 

午後は、近くの休憩所で体力を回復させて午後6時から始まるかがり火えんぶりに備えます。

 

午後5時半ごろ、八戸市庁本館前市民広場に行くと、ここも既に多くの見物客。

子ども達により火が起こされ、かがり火が焚かれ、えんぶりがスタート。

闇に浮かぶ力強い摺りがこれまた迫力満点。

 

そして、田植え、恵比寿舞いと続きます。

テンポのいい笛、太鼓、小気味いい囃子がなんともいい感じ。

 

一日中まつりを満喫した私たち、青い森鉄道で帰路に、無事帰宅したのは夜の9時でした。

 

 

いや〜本当にまつりをいっぱい楽しんだって感じです。

 

感動!

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