青い森の贈り物

震災から12年

3月11日、今日は朝から快晴の一日。

今年も春の到来が早そうです。

毎年のことながら、花粉症の季節もやってきました。

 

さて、東日本大震災、もう12年経ったのですね。

月日の流れが早く、記憶がどんどんなくなっていくような気がします。

 

青森は、岩手、宮城、そして福島ほど甚大な被害はなかったものの、太平洋側の地域は大きな被害を受けたのを覚えています。

数日後、テレビから八戸市の映像で知りました。

 

大きな揺れが来るたび、この先どうなるのだろうとか、さらには日本沈没という言葉さえ浮かんだのを記憶しています。

 

当時、まだ両親は健在でした。

長引く停電の中、夜に車を走らせ実家を訪れると、大きなエンジン音と、微かな灯りが窓から漏れていました。

なんと、発電機を動かし、電灯をつけ石油ストーブで暖をとっていました。

 

帰り、停電のため街灯も信号機も点かない真っ暗な道路を心細くなる気持ちで走りながら、私たちよりはるかに逞しい姿に勇気づけられたのです。

 

そういえば、我が家、オール電化で快適に暮らしていましたが、停電となると何も使えなくなりました。

蓄熱式暖房機も2日ほど暖かさを保っていましたが、それ以降は毛布にくるまりしながらの生活です。

 

備えあれば憂いなし

便利に慣れすぎて、いざというとき何もできない自分です。

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