夜明けとともに見えてきた函館市街は、強い風に時折雪が舞う様子。
どうやら氷点下か?、昨夜は湿った雪が降っていたのになあ。
旅の楽しみは、何といっても食べること、そして温泉。
この宿の朝食は函館朝市で選べるシステム、ワクワクしながら出かけましたよ。
吹雪でも、目の前が朝市だから、心配なし。
お目当ての食堂は、事前に選んでおいたから、迷うことなく直行です。
ただ、いくつかの定食から選べることから、いろいろ悩みますね。
結果、私は“鮭のハラス“。
その名の通り、“鮭のハラス“、新鮮な“イカ刺し”、“海苔の味噌汁”
「うん!美味しい」
“エビ“、“イクラ“、“イカ”、そして“海苔の味噌汁“の三色丼を選んだマダム。
こちらも、美味しそう
満足の朝食でした。
その後、朝市をブラ散歩。
新鮮な魚介類をはじめ、北海道で取れた野菜など見るだけで楽しめます。
ただし、それぞれの店主の“声がけ“がうるさくて、あまりゆっくりと楽しめないのが残念ですね。
聞いたことがない名前のじゃがいもが並んでいる店で足を止めると、やはり
この店主も相変わらずうるさく声をかけてくる。
「聞いたことがない名前だけどおススメ?」
「勿論、男爵より甘くて美味しい」
「僕は、ホクホクの男爵が一番好き」と答えると、「ホクホクだけど味ないよ」。
これ以上、会話を続けても、買う気がサラサラないので、隣の海産物に移動。
老女が話しかけてきました。
「100円安くするよ」
函館産の“昆布”と“ワカメ”を販売しているそう。
函館産?って、ここで採れるのか疑っていろいろ聞いたところ、空港の方だという。
買う気満々のマダムも、納得です。
結果、それぞれ2袋づつ買うことにしました。
身体の芯まで冷えてきたから早々宿へ。