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青い森の贈り物

自衛隊の帽子を回収

こんにちは、マダム青い森です。

ごみ拾いをしていると結構、いろいろな落としモノを拾います。

過去にはクレジットカードやスーパーのカゴ、牛乳の箱なども。

 
クレジットカードや現金(!)は警察にお届け。
市営バスのシニア割引カードは市役所にお届け。
社名が入っているカゴ等はネット等で問い合わせをしましたが。。。
 「ありがとうございます。取りに行きます」というのは少数派。
 「届けてくれたら引き取ります」が、わりと多かったですw
 
 
先日は、海のごみ拾い中、帽子を回収しました。
立派な白い帽子。
内側には海上自衛隊、番号や持ち主の名前が書いてあります。
管品というやつですw
もしかしたら、ヤフオクやメルカリで売れるんでは?
と、ヨコシマな考えが脳裏をかすめるもののw
名前もわかるんだから、やっぱり持ち主に返したい。
 
 
最寄りの海上自衛隊に連絡したところ、
わりとあっさり「届けてほしい」と言われたw
最寄りと言っても下北・大湊。
電車で往復5時間ほど、4000円以上かかります。
他に用事もなく、直接出向くのは現実的ではない。
結局郵送しましたが、配送の手間や料金がかかるんですよね。
 
着払いでもいい気がしたものの、受取拒否で戻ってこられても面倒。
うちにあったプチプチと紙袋で梱包して発送しました。
 
すると、翌日の午前中には知らない東京03からの着信あり!
番号を調べたらまさかの防衛省から(驚)w
またかかってくるかと放置してたら、次に別の携帯番号から着信。
帽子の持ち主からの直電でした!
若そうな声のその方は、埼玉の自衛官。
この帽子は船上の訓練中にうっかり飛ばされてしまったとのこと。
 
 
持ち主に返せて安堵したけれど、ちょっと疑問。
 
今回のように故意ではなくても、
自然界に漏れ出た人工物(ごみ)は誰が責任をもつのかな?
 
名前の書いている帽子だったら持ち主を特定できるけれど、
漁網や浮きといった漁具だったら、持ち主の特定は難しい。
故意ではないからと、不法投棄と言われないことが多い。
しかし、そういったモノの始末は誰が責任をもつのか?
 
私がわざわざスーパーにカゴを返す理由のひとつは、
「持ち主の責任」をちょっとだけ考えてほしいからです。
 
今回の帽子の持ち主、自衛隊には国を守ると同時に、
日本の海も守ってほしいと切に願っています。
 
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