こんにちは、マダム青い森です。
ごみ拾いをしていると結構、いろいろな落としモノを拾います。
過去にはクレジットカードやスーパーのカゴ、牛乳の箱なども。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3b/1f/63517d729f4e1175c40c411e5757086d.jpg)
クレジットカードや現金(!)は警察にお届け。
市営バスのシニア割引カードは市役所にお届け。
社名が入っているカゴ等はネット等で問い合わせをしましたが。。。
「ありがとうございます。取りに行きます」というのは少数派。
「届けてくれたら引き取ります」が、わりと多かったですw
先日は、海のごみ拾い中、帽子を回収しました。
立派な白い帽子。
内側には海上自衛隊、番号や持ち主の名前が書いてあります。
管品というやつですw
もしかしたら、ヤフオクやメルカリで売れるんでは?
と、ヨコシマな考えが脳裏をかすめるもののw
名前もわかるんだから、やっぱり持ち主に返したい。
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最寄りの海上自衛隊に連絡したところ、
わりとあっさり「届けてほしい」と言われたw
最寄りと言っても下北・大湊。
電車で往復5時間ほど、4000円以上かかります。
他に用事もなく、直接出向くのは現実的ではない。
結局郵送しましたが、配送の手間や料金がかかるんですよね。
着払いでもいい気がしたものの、受取拒否で戻ってこられても面倒。
うちにあったプチプチと紙袋で梱包して発送しました。
すると、翌日の午前中には知らない東京03からの着信あり!
番号を調べたらまさかの防衛省から(驚)w
またかかってくるかと放置してたら、次に別の携帯番号から着信。
帽子の持ち主からの直電でした!
若そうな声のその方は、埼玉の自衛官。
この帽子は船上の訓練中にうっかり飛ばされてしまったとのこと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/4a/cc31aeac50fb0bbfb1ebcbf1ece0ed6e.jpg)
持ち主に返せて安堵したけれど、ちょっと疑問。
今回のように故意ではなくても、
自然界に漏れ出た人工物(ごみ)は誰が責任をもつのかな?
名前の書いている帽子だったら持ち主を特定できるけれど、
漁網や浮きといった漁具だったら、持ち主の特定は難しい。
故意ではないからと、不法投棄と言われないことが多い。
しかし、そういったモノの始末は誰が責任をもつのか?
私がわざわざスーパーにカゴを返す理由のひとつは、
「持ち主の責任」をちょっとだけ考えてほしいからです。
今回の帽子の持ち主、自衛隊には国を守ると同時に、
日本の海も守ってほしいと切に願っています。