私たち夫婦、マグ女の清掃活動に参加してきました。
マグ女(正式名称:津軽海峡マグロ女子会)とは、津軽海峡を挟んだ青森県と北海道道南を中心に様々な活動をする女性の任意団体。
今日は、清掃活動。
下北半島むつ市大畑から風間浦村へ抜ける国道279号線沿線のゴミ拾い。
ここは木野部(きのっぷ)峠、くねくねと曲がった道路で大間方面に向かう重要な道路。所々、津軽海峡が見える絶景です。
さて、この木野部峠、運転中にゴミを捨てる人がとても多く、以前から気になっていました。
空き缶、ペットボトル、食べ物の容器等々路肩に散乱してなんとも酷いのです。
これらは、目前に広がる太平洋へ、雨や風でどんどん流されていくのです。
そして、この先に素晴らしい観光名所があるというのに、なんとも暗い気持ちになります。
そんな思いがあり、急きょ参加したのです。
※山桜が見ごろ
大畑中央公園に朝8時集合、そこから車で峠へ移動し清掃活動です。
今日は、風がなく晴れ渡る空、絶好の清掃日和です。
数キロ先の目的地まで車を走らせると、意外や気になるゴミがありません。
車を降りて開始すると、
いやいや、捨てられたゴミは無くなったのではありません。
道路の側溝や海側の斜面にへばりついていて、ドライバーの目から見えないのでした。
そして、目隠しのようになっている沢には、タイヤ、テレビ、電子レンジ等々。
呆れるばかりです。
1時間余り、およそ1キロメートルの範囲ででこれだけの量です。
海へと続く斜面には、たくさんのゴミが見えますが、足場が悪く降りて行くことができません。
そう考えると、この峠付近には“どんだけ“のゴミが捨てられ、堆積しているのか?
ゾッとします。
もはや誰も知らんぷりはできません。