あぽまに@らんだむ

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プロメテウス(2012年)

2017年01月10日 | 映画関係
























余り評価の良くない作品と聴いてましたが、リドリー・スコット監督というのもあってキャストは流石豪華です。
ヒロイン、エリザベス・ショウに、ノオミ・ラパス。「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」で、マダム・シムザを演じた女優さんです。
その恋人、ピーター・ウェイランドに、ガイ・ピアーズ。翌年の「アイアンマン3」でアルドリッチ・キリアンを演じました。
二人ともRDJ繋がり。撮影時にガイが、ノオミに「今度ロバートと仕事するんだ。緊張するな」とか言ってたら可愛いなと。
そして、謎の美女、ヴィッカーズにシャーリーズ・セロン。「告発のとき」「モンスター」「スノーホワイト」シリーズで有名な美人な女優さんです。



ストーリーは相変わらずwiki先生で詳細に書かれているので、興味のある方は是非ご覧ください。
正直、詳細過ぎて、私、鑑賞する前に読んでも全然理解出来ませんでした。
やはり映像から理解するのが早いですね。百聞は一見に如かずとは良く言ったものです。
今年、続編の「 Alien: Covenant (原題)」が公開予定らしいので、観ておいて損はないかもです。
上記の「 Alien: Covenant(原題)」が、俳優業休養宣言したマイケルの最後の作品になるのかもしれません。
マイケル好きの私としては、他の作品もそうですが、是非アンドロイドの彼の演技を観たかったので、良かったです。



アンドロイドのデイヴィッドは想像以上にアンドロイドでした。
流石マイケル。無機質のような美しさも相俟って名演技から、血が通っているようには確かに見えません。
彼は地球から遥か2年以上の道程をたった一人で航行し、異星人との交流の為、祖語の勉学に励んでいます。
これ、今度公開する「パッセンジャー」にちょっと境遇が似てますね。
人間が先ず、たった一人で2年以上とかだと、精神に異常を来たしますよね。だから、その為のアンドロイドなのでしょう。
デイヴィッドは乗組員には必ず忠実では有りますが、本当の主人の命が絶対優先事項なのです。
そしてアンドロイド故に、其処に罪悪感や感情などと言うものはないのでしょうか。
到着した星で見付けた宇宙船内にて未知の黒い液体を発見するのですが、その正体を知る為、安易に人に飲ませるのです。怖ろしい。
其処に何の躊躇いもない処が、アンドロイドなのでしょうか。



彼の主人、後半に漸く生きていた事が分かり、彼の目的が不死である事が判明するのですが、
デイヴィッドは主人=創造主=父には死んで欲しいと思うと発言していた処から、それが冗談でも何でも無く、本心だったのだと思います。
最後には彼はアンドロイドだけあって、初期のエイリアンシリーズのアンドロイド達同様、首を切られても生きています。
首だけになってもデイヴィッドは美しいのだから、不思議。
鞄に詰められてても何ら美しさに陰りが無いのだから本当ミステリーです。
主人と彼の娘も死に、デイヴィッドは自由になります。
創造主たる父の願いだからとエンジニアの生き残りの処へ案内はしても、本当は不死などは無いのだと彼は理解していたのだと思います。
しかし、エイリアンシリーズとは言え、ほぼ例のエイリアンでは無く、漸く最後に小さな成体になったのは吃驚しました。
エイリアンは異星人とかでは無く、技術の発達した異星人が実験して創り上げた生命体と言う事が朧気に判明します。
そして、その異星人のDNAが地球人と一致すると言う事実も分かるのです。
物語の序章でその異星人が何らかの装置で自分の身体を分解させ、水に流れ落ち、生命を産み出したような映像が流れます。
地球人は異星人が創り出したのか、ヒロインであり、今回のミッションで唯一の生き残り、ショウ博士はその解明に母星へと向かいます。



次回作「 Alien: Covenant(原題)」はそれから時が過ぎ、移住星を探している宇宙船が楽園のような星を見付け着陸する。
しかし、其処にはデイヴィッドというアンドロイドしか生き物は居なかった。という内容らしいのです。
ショウ博士はエンジニアの母星へ辿り着けたのか。
例の実験していた星に産み出してしまったエイリアンはどうなったのか。謎が残ります。
予告映像はエイリアンが元気に宇宙船内で人に寄生し捲くってましたけどね!



今回のヒロイン、考古学者のエリザベス・ショウは、そんじょそこらのスーパーヒロインよりもぶっ飛んで凄いです。
エイリアンシリーズのリプリーにも勝るとも劣らない豪傑っぷりを発揮します。
先ず、黒い液体を飲まされ、エイリアン化しつつある彼、チャーリー·ホロウェイ(後に焼き殺されてしまいます)と性交した為、
たった半日で先天的不妊なのに妊娠3ヶ月の状態と知らされ、しかもそれは人間以外の生命体だと知り、
デイヴィッドに冷凍睡眠し、地球に帰るべきだと言われたのを振り切って、全自動手術装置で腹部の異物摘出手術と設定し、
何とか腹を突き破られる前に成長していたエイリアンの幼体を取り出し、全自動手術装置のポッド内に閉じ込め、手術室を締め切って逃げ出すんです。
異星人の唯一の生き残りが地球にエイリアンの元の黒い液体を散布しに向かうと分かると、船長に止めてと頼むんです。
武器なんて無いでしょうから、詰まり激突させて死んでと言っているのも同じ。
例え地球の為だとしても普通頼めるものでしょうか。嫌、全人類の為なら誰でも言うでしょうね。彼女も同じ。
そして墜落して来た宇宙船の破片からも逃れ、追って来た異星人をエイリアンに攻撃させ、その隙に逃げる。
リプリーのように勇敢で、そして頭が良い女性です。
彼女に何らかの可能性を感じたのでしょうか。それとも彼女が唯一の生存者だから利用したのでしょうか。
デイヴィッドは彼女にもう一つの宇宙船の存在を告げ、自分が操縦出来る事を教えるのです。
彼の目的は何なのでしょうか。謎が残る処です。次回作、「 Alien: Covenant(原題)」も是非観たいです。



ブランドンの時もそうですが、マイケルは金髪にするとお人形さん感が半端無いです。
まるで造り物のように綺麗な顔が余計に綺麗に見えます。
大きなお口を開けて豪快に笑う彼の笑顔が好きなので、無表情なデイヴィッドは少し寂しい気がします。
次回作「 Alien: Covenant(原題)」では、アンドロイドである彼が感情を出したりするのでしょうか。
アンドロイドだからって、人間が彼に対する仕打ちは少し酷いと思ったので、彼が感情を出したらいいなと思いました。
私はあれ?エイリアンは?あれ?エイリアンは?と思っていたら、終わっていたので、皆さんは恐らく拍子抜けしたのかなと思います。
次回は存分にエイリアンがキシャ~ッってやってくれると思いますので、お楽しみに!
此処まで読んで下さって有難うございます。マイケルのアンドロイド役、本当に綺麗で名演技だったので是非、観てあげて下さい。


















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