首相が墓穴を掘っています。
沖縄タイムスプラス2015年7月27日の記事を紹介します。
安倍晋三首相は27日、安全保障関連法案をめぐる参院本会議質疑で、集団的自衛権の行使例とする中東・ホルムズ海峡での機雷掃海に関し「特定の国が機雷を敷設することを想定しているわけではない」と表明した。衆院審議ではイランによる敷設に言及しており、答弁を軌道修正した。イランが米国など6カ国との核協議で最終合意したことを踏まえたとみられ、質問した民主党の北沢俊美元防衛相は「集団的自衛権行使が必要との説明は成り立たなくなった」と反発した。
集団的自衛権の根幹に当たる議論で首相の答弁が定まらず、野党が追及姿勢を強めるのは確実だ。(共同通信)