『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記

こどもが二人とも小学生になったけど、「パパだ~いスキ!」と言われてる間は、タイトルを変えませんが。

「奈緒子」 猿岩見たかったなぁ~

2008年02月26日 | 映画
漫画は、めっっちゃ面白いです!
もうあと1巻読んでから寝よ。後もう1巻と、徹夜になりかけながら読みふけりました。
この映画の製作に関わった人は、本当に原作漫画が好きで作ったんやろか~?と問いたい。
いや、正直なとこ、好きやないやろ?
ほんまに読んだか??

タイトルロゴが原作漫画と全く同じやったし、原作にあるような奈緒子モノローグがあったから、トラウマを作るためだけに死んでしまったように見えた父ちゃんのシーンに、こみ上げた怒りはぐっとこらえましたが、その後いつまでたっても漫画の面白いところを全く生かせてないダメダメさに、もう我慢の限界!
帽子を落とした少女の不注意さと、腕のいい漁師らしからぬ映画版父ちゃんの鈍くささに怒りが再燃しました(漫画はそんなアホアホではありませんよ~)。
長崎県に設定しているくせに方言を喋らせない、さらに言えば離島の高校生である必要もないんとちゃう?
コーチの鶴瓶が病魔に冒されてるのも都合よく感じてしまう(漫画は泣くで~)。
そもそも、この長尺の漫画を映画にしょうと思うのが間違ってるわな。
ダイジェスト的に作ってしもてるから、あれもこれも短時間で起こって、ケータイ小説の映画化作品みたいになってるぞ!
で一番、逆鱗に触れたのが、この漫画を読んだ人ならわかると思うけど“猿岩”が出てこないこと!
しかも、わざわざその“猿岩”がある壱岐にロケしに行ってるのにやで~!!
もう、アホとしか言いようがないわ!!!

だいたい駅伝という見てるだけで感動するスポーツを映画に取り上げるんやから、よっぽどエエ話を作らなあかんやろ(漫画にはあります)。
『モー娘。走る! ピンチランナー』と違て、完走しただけでええのんとちゃうねんで~。
原作にはそんな好エピソードがたらふくあるのに、全く活用できてないやん。
襷をつなぎながら孤独に走るとこなんか、『弾丸ランナー』や『マラソン』の自閉症少年のようにドーパミンが大量に出て妄想しながら走る映画的見せ場で描きやすいと思うねんけどな~。

「奈緒子」の映画は、川島なお美のプロフィールで「お笑いマンガ道場」が抹消されてるように、私の中では存在しなかったことにします。


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6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (えい)
2008-02-27 09:46:36
こんにちは。


『奈緒子』は雄介が原作に比べて
あまりにも柔のイメージになっているのにビックリ。

『マラソン』はよかったですね。
あと、走る映画だとやはり『炎のランナー』かな。
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こんにちは♪ (ミチ)
2008-02-27 17:07:36
抹消されてしまいましたか・・・。
でも、川島なお美の「お笑い~」は忘れていたのにここで思い出させてもらいました(爆)
aq99さん、罪作り~。
川島なお美に訴えられちゃうよ~。

スポーツ物ってもっと盛り上がるはずなのに、イマイチでした。
ただ走る姿だけでも美しいのにな。
監督(鶴瓶)の病気はわざとらしくてイヤでしたが、原作ではあざとくないんですね。
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えい さんへ (aq99)
2008-02-29 20:29:05
陸上選手には見えたけど、漁師の息子って感じやないですもんね~。
日焼けしてないもん!

ヴァンゲリスの曲にのって砂浜を走る練習シーンが目に浮かびました~。
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ミチ さんへ (aq99)
2008-02-29 20:31:59
カンニング騒動は削除しててもいいけど、あんだけ流行った「お笑いマンガ道場」は、なんで削除してるんですかね?

マンガのコーチも実は陸上選手らしからぬおデブさんで、移動は常にバイクでしたよ~。関西弁は喋りません。
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壱岐 (M)
2009-01-22 08:48:17
私、壱岐に住んでいます
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M さんへ (aq99)
2009-02-02 22:21:42
猿岩!
ほんまにあんなんなんでしょうか?
一度見てみたい!!
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