○○くんといっしょのがっこうでやりたいです。」
小学校一年生娘の参観週間であった「わたしのゆめ」というクラススピーチ大会で言った言葉。
「将来なりたいことはなに?」というテーマでしたが、こんな夢をもってたなんて・・・。
「ほんをよむのがすきだから」
と言ってたんが、ちょっとうれしい!
大きな声で言えてたよ!!
ちなみに女子では、ケーキ屋さん(パティシエ含む)と、医者(ナース含む)が人気でした。
来年は、なにになりたいって言うかなぁ~?
本日、今年最後の大決戦(阪神対巨人)に敗退してしまい、しょぼくれた気持ちで書いています。
ま~こ~と~、たのむで~、ホンマ。
前作「ウルトラマンメビウス&ウルトラ兄弟」 ウルトラたちの老後の記事中で、帰ってきたウルトラマンのことを「帰りマン、ましてやジャックなどとは断じて言わん!」と新マン呼称説が正しいんやと一人でエキサイトしてたんですが、パラレル世界からやって来たヒビノミライ(ウルトラマンメビウス)が、郷秀樹に、「ジャック兄さん!じゃなかったら新マン兄さん、帰りマン兄さん」と言うセリフが嬉しかったよ。
また、記事中で苦言を呈したCGバトルも、前回ほどひどく感じなかったけど、ここは全体的に格闘シーンが少ないめ=予算があまりないからなんかもしれん。
ミニチユアの町も全然横浜じゃなくって、バンダイとかエモーションとか関連企業の看板が掲げられた架空の町風になってんのも予算の限界を感じるわ~。
今回も、ウルトラマン(黒部進)、セブン(森次晃嗣)、新マン(団時朗)、エース(高峰圭二)4人のおじいいさんシーンのとこが、すこぶる面白い。
おじいさんじゃないね。
みんな、まだ現役で仕事されてるもの。
しかも、前回より調子こいて、それぞれの女隊員をそれぞれ嫁はんとして迎え、子供もおる設定。
その中でも、南夕子(星光子)さんが、可愛らしく老いられててびっくりしました!!
当時は嫌いやったんですけど(女が変身する事に抵抗があった)。
で、さらに驚いたんが、エース夫妻の娘さん。
当時の南夕子にそっくりです!!
後で調べたら、本当の娘さん(紫子)やそうですよ。
この4組の家族が実に生き生きと日々の生活を楽しんでらっしゃるんですよ。
それに比べていわゆる平成ウルトラマン三部作といわれる連中ったら・・・。
夢追い破れた者たちがぐだぐだしてます。
これを今どきの若者を風刺してみましたならいいんですけど、こいつら冒頭の『ALWAYS 三丁目の夕日』風始まりの時代に「ウルトラマン」を見てたとなると、私よりちょい上の世代(アラーフォー)に値するやありませんか!
んなアホな!
で、この三人が夢を追い続けてきてよかったーっていう設定なんやけど、この設定が許されるのは、科学者になりたかったガイアだけやろ。
横浜市の公僕と化したティガは、宇宙飛行士より、今のまま観光のエキスパートになる道の方があってるやろ。
昔、夢見た宇宙飛行士の道のりは、惜しい所までいっとったんか?
ダイナの“羞恥心”は、ずっとプロ野球選手になるための努力をしてたとは思えんなぁ~。
まぁ、あんなんでも入れなあかんのが、横浜ベイスターズの台所事情かもしれんけどな。
子供向けやからって、「夢をあきらめるな!」とか「夢は叶う」というのを簡単に描きすぎやねん。
そういうのは、地道な努力の上に立っているということをよく教えといてほしいです。
魔裟斗が、K-1で優勝した時のインタビュー「一つのことをやり続けるといいことがあると思います。諦めずにやり通すと、充実している気持ちになるし、いいことです。」
こういう部分もちゃんと見せといてほしいわ~。
次もあるとしたら、タロウまでの兄弟だけでやってほしいなぁ~。
ラストの飛行シーンを見てると、なぜか『スペース・カウボーイ』を思い出して、じいさんたちでも1本できるそうって思ったもん!
あっ、前売り特典のプラカップは続けてね!
幼稚園で使わすのにちょうどええんですわ。
前のカップ、印刷部分が剥げてきとって、ええ頃合いやってん!
★★★
前作、「劇場版 仮面ライダー電王&キバ クライマックス刑事」のレビューで、「あっ、イマジンたちで1作っていうのもいいかも~~!」と書いてましたが、実現しました!
主演の野上良太郎:佐藤健が、オダギリジョー以来のライダー俳優最高の逸材といわれるとうり、その後の成長を見せ、スケジュールがとれないからかほとんどでてきません。
いや、なにより前作の舞台挨拶で大泣きしたように、佐藤健の中では前作で“ライダー”は終わってるんやろなぁ~。
イマジンたちがわちゃわちゃやってるのを楽しく見てられたのは、軸として野上良太郎がドーンと座ってたからやということが、ようわかりました。
イマジンが主演というのは、「キング・オブ・コント」でバッファーロー吾郎が優勝してしまうような、あるいは深夜番組「やりすぎコージー」が月9になってしまうことと同じような感じがします。
さすがに良太郎が出ずっぱりになるラスト辺は一盛り上がりするものの、全体的な印象は、はからずも映画本編前に流れたイマジンたちによるお楽しみアニメで、「ファイナル」とか「さらば」とか「完結編」って言ってるのに作られた続きのなかった方がいいのに的内容になってました。
デンライナーを自転車で動かしてる人が、桜井侑斗:中村優一やろと誰もが思ってたのに「SASUKE」にも毎回出るリアル・アスリートの人やって、皆が「ガンバ!」と声をかける『シャカリキ!』ネタが、速攻で入ってたとこが一番面白かったなんて・・・。
コハナの松本環季ちゃんの髪形が、『20世紀少年』仕様(常盤貴子の子供時代)になってたんも、慌てて作った感丸出しやったなぁ~。
東映らしいといえば、東映らしいけど。
★★1/2