2010年年代の映画ベスト10を制作するにあたって、マイルールとして、その年、★★★★評を与えた映画からとし、その年の順位は関係なく選びたいと思います。
邦画
2010年 なし
2011年 「八日目の蝉」
2012年 「おおかみこどもの雨と雪」「ふがいない僕は空を見た」
2013年 「かぐや姫の物語」「映画 鈴木先生」「風立ちぬ」
2014年 「小さいおうち」「渇き。」「思い出のマーニー」
2015年 「きみはいい子」「海街diary」「バクマン。」「ソロモンの偽証 前編」「百日紅」
2016年 「海よりもまだ深く」「この世界の片隅に」「怒り」
2017年 「散歩する侵略者」「彼らが本気で編むときは、」「夜明け告げるルーのうた」「家族はつらいよ2」
2018年 「孤狼の血」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
2019年 「バースデー・ワンダーランド」「きみと、波にのれたら」
合計25本。
2010年代は、子供が小学生~中学生~高校生という時期でした。映画も現実と直結するもんが好みとなり、幼児期の子育てを振り返りの子育てあるあると、これからの生きていく上でのヒント・参考になる映画を高評価しています。
では、ベスト10を、
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『かぐや姫の物語』高畑勲監督
2位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕素直監督
3位『男はつらいよ お帰り寅さん』山田洋次監督
4位『散歩する侵略者』黒沢清監督
5位『海よりもまだ深く』是枝裕和監督
6位『小さいおうち』山田洋次監督
7位『おおかみこどもの雨と雪』細田守監督
8位『きみはいい子』呉美保監督
9位『孤狼の血』白石和彌監督
10位『バクマン。』大根仁監督
日本映画10年代ベスト監督『是枝裕和』(3 点)・『大根仁』(2 点)・『湯浅政明』( 1点)
日本映画10年代ベスト女優『樹木希林』( 3点)・『黒木華』( 2点)・『小池栄子』( 1点)
日本映画10年代ベスト男優『リリーフランキー』( 3点)・『ピエール瀧』( 2点)・『長谷川博己』( 1点)
なんと、1位・2位にアニメ、3位・4位に黒沢清と山田洋次って、2000年代ベストと同じやん!う~ん、好みが変わってないんやと、再確認できました。
1位の「かぐや姫の物語」は、冒頭15分くらい大好き!!これだけでほぼ百点!!子育ての原点を思い出させてくれ、続く寝返りのシーンは、個人的に名シーン。これを描ける高畑勲の視線は本当にやさしい。また、かぐや姫に、死のメッセージを放り込み、「早来迎絵図」からイメージをもってくるところは、さすが日本文化の研究者だけあるわ。ザ・日本のアニメ。
2位の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、当時、「りんさんエピソードを端折ったんは正解」と、なんとも罰当たりなコメントを書いてました。ここを追加すると、こんなにも新たなものが出来上がるとは、恐れ入りました。ディレクターズカットでこんな変わったのは「ブレードランナー」以来かなー。
3位の「お帰り寅さん」は、亡き人をそれぞれが好きなように感じたらいい映画やと思います。
監督賞は、 2010年代満遍なく作品発表しかつ、私の評価が高い人を選択基準に。そうすると、山田洋次(3本:私のベスト10に入った本数)・黒沢清(3本)・原恵一(3本)となってしまうので、この三人は永久シード権・ボクシングのダイヤモンド王座のような扱いとすることで、是枝裕和(5本)、大根仁(3本)、湯浅政明(2本)を選びました。2010年代前半のタナダユキ、成島出、後半は白石和彌もお気に入りです。
女優賞は、樹木希林、黒木華で二人決まり、あと一人、永作博美、長澤まさみ、蒼井優、広瀬すず、松岡茉優、と悩みましたが、泣かされることの多かった小池栄子にします!
男優賞は、リリーフランキーで決まり。是枝裕和&大根仁監督作品に出ずっぱりなんで、当然かと。リリーの相方的なピエール瀧も、ドーピング疑惑あるなか、私は許します!早く出てきてほしい!待ってま~~す!!あと1枠は、ベスト10で2作も主演してたら、入れなしゃーないわ。決して大河主演やからやないです。私の好きな映画によく出てた妻夫木聡、高良健吾は、漏れてしまいました。
続いて、洋画
2010年 「インビクタス」
2011年 「ブラックスワン」
2012年 なし
2013年 「拝啓、愛しています」
2014年 「レッド・ファミリー」
2015年 なし
2016年 なし
2017年 「THE NET 網に囚われた男」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
2018年 「1987 ある闘いの真実」「スリー・ビルボード」
2019年 「家族を想うとき」「RBG 最強の85才」「グリーンブック」
合計12本。少な!2010年代前半の洋画、いまいち時代にびっくりします。しかも韓国頼り。前回の00年代ベスト10の際、「不思議と韓国映画で★★★★がなかったです。次の10年で期待!」と書いていましたら、そのとうりになってて、嬉しいです。しかもアカデミー賞までね。では、ベスト10を。
【10年代 外国映画ベストテン】
1位『家族を想うとき』ケン・ローチ監督
2位『THE NET 網に囚われた男』キム・ギドク監督
3位『拝啓、愛しています』チュ・チャンミン監督
4位『レッド・ファミリー』イ・ジュヒョン監督
5位『1987 ある闘いの真実』チャン・ジュナン監督
6位『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督
7位『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー監督
8位『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー監督
9位『グリーンブック』ピーター・ファレリー監督
10位『インビクタス』クリント・イーストウッド監督
外国映画10年代ベスト監督『ケン・ローチ』( 3点)・『キム・ギドク』( 2点)・『クリント・イーストウッド』( 1点)
外国映画10年代ベスト女優『ルーニー・マーラ』(3 点)・『ジャネール・モネイ』( 2点)・『キム・テリ』( 1点)
外国映画10年代ベスト男優『ライアン・ゴズリング』(3 点)・『マハーシャラ・アリ』(2点)・『マット・デイモン』( 1点)
ケン・ローチに挟まれる形で韓国映画を4本配置。「家族を想うとき」は、久しぶりに家族全員揃った食事からのドライブシーンにつきます。「幸いにも、君には、君を想ってくれる家族がいる」と言うポリも好き。2位の「THE NET 網に囚われた男」は、「パラサイト」を見た人にぜひおすすめしたい!韓国の格差社会で下の方やったら、北朝鮮の方が幸せかもしれんと思わせる怖さがある。そんな底辺(ってほどでもないけど)でも、3位の「拝啓、愛しています」では、美しいものが描かれていました。
監督賞は、まずケン・ローチ。はい、にわかローチです。1996年公開の「大地と自由」しか見たことなかったけど、ここ最近でこんななってたとは!!まだまだ映画で教えを乞いたい!キム・ギドクは、ず~っと好き!ポン・ジュノより好き!!あと1枠は、日本映画で永久シード権の話をしてたのに、イーストウッド。この10年で7作(うち4本は私のベスト10に入ってる)も撮ってるんで、無視したら、銃で撃たれそう。
女優賞は、ルーニー・マーラが、この10年ではダントツかな~。ジャネール・モネイは、「ドリーム」と「ムーンライト」で、キム・テリは「お嬢さん」と「1987 ある闘いの真実」で好きになりました。
男優賞は、10年代は、なんとなくライアン・ゴズリングかな~と。マハーシャラ・アリは、「グリーンブック」と「ムーンライト」で。マット・デイモンは、男優目当てで、映画を見ることはないけど、実は、彼の映画は高評価多しでした。
ちなみに、前回の00年代ベスト10は、
1位『千と千尋の神隠し』
2位『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大決戦』
3位『トウキョウソナタ』
4位『たそがれ清兵衛』
5位『河童のクゥと夏休み』
6位『仄暗い水の底から』
7位『パッチギ!』
8位『ありがとう』
9位『紙屋悦子の青春』
10位『キューティーハニー』
日本映画00年代ベスト監督『原恵一』
日本映画00年代ベスト女優『沢尻エリカ』
日本映画00年代ベスト男優『オダギリジョー』
前回の00年代ベスト10は、
1位『グラン・トリノ』
2位『ファインディング・ニモ』
3位『あの子を探して』
4位『チャーリーとチョコレート工場』
5位『ボーン・アルティメイタム』
6位『クラッシュ』
7位『硫黄島からの手紙』
8位『チェンジリング』
9位『ブラッド・ワーク』
10位『チャーリーズ・エンジェル』
外国映画00年代ベスト監督『クリント・イーストウッド』
外国映画00年代ベスト女優『キャメロン・ディアス』
外国映画00年代ベスト男優『クリント・イーストウッド』
では、次の10年もよろしくお願いします。
邦画
2010年 なし
2011年 「八日目の蝉」
2012年 「おおかみこどもの雨と雪」「ふがいない僕は空を見た」
2013年 「かぐや姫の物語」「映画 鈴木先生」「風立ちぬ」
2014年 「小さいおうち」「渇き。」「思い出のマーニー」
2015年 「きみはいい子」「海街diary」「バクマン。」「ソロモンの偽証 前編」「百日紅」
2016年 「海よりもまだ深く」「この世界の片隅に」「怒り」
2017年 「散歩する侵略者」「彼らが本気で編むときは、」「夜明け告げるルーのうた」「家族はつらいよ2」
2018年 「孤狼の血」「SUNNY 強い気持ち・強い愛」
2019年 「バースデー・ワンダーランド」「きみと、波にのれたら」
合計25本。
2010年代は、子供が小学生~中学生~高校生という時期でした。映画も現実と直結するもんが好みとなり、幼児期の子育てを振り返りの子育てあるあると、これからの生きていく上でのヒント・参考になる映画を高評価しています。
では、ベスト10を、
【10年代 日本映画ベストテン】
1位『かぐや姫の物語』高畑勲監督
2位『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』片渕素直監督
3位『男はつらいよ お帰り寅さん』山田洋次監督
4位『散歩する侵略者』黒沢清監督
5位『海よりもまだ深く』是枝裕和監督
6位『小さいおうち』山田洋次監督
7位『おおかみこどもの雨と雪』細田守監督
8位『きみはいい子』呉美保監督
9位『孤狼の血』白石和彌監督
10位『バクマン。』大根仁監督
日本映画10年代ベスト監督『是枝裕和』(3 点)・『大根仁』(2 点)・『湯浅政明』( 1点)
日本映画10年代ベスト女優『樹木希林』( 3点)・『黒木華』( 2点)・『小池栄子』( 1点)
日本映画10年代ベスト男優『リリーフランキー』( 3点)・『ピエール瀧』( 2点)・『長谷川博己』( 1点)
なんと、1位・2位にアニメ、3位・4位に黒沢清と山田洋次って、2000年代ベストと同じやん!う~ん、好みが変わってないんやと、再確認できました。
1位の「かぐや姫の物語」は、冒頭15分くらい大好き!!これだけでほぼ百点!!子育ての原点を思い出させてくれ、続く寝返りのシーンは、個人的に名シーン。これを描ける高畑勲の視線は本当にやさしい。また、かぐや姫に、死のメッセージを放り込み、「早来迎絵図」からイメージをもってくるところは、さすが日本文化の研究者だけあるわ。ザ・日本のアニメ。
2位の「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は、当時、「りんさんエピソードを端折ったんは正解」と、なんとも罰当たりなコメントを書いてました。ここを追加すると、こんなにも新たなものが出来上がるとは、恐れ入りました。ディレクターズカットでこんな変わったのは「ブレードランナー」以来かなー。
3位の「お帰り寅さん」は、亡き人をそれぞれが好きなように感じたらいい映画やと思います。
監督賞は、 2010年代満遍なく作品発表しかつ、私の評価が高い人を選択基準に。そうすると、山田洋次(3本:私のベスト10に入った本数)・黒沢清(3本)・原恵一(3本)となってしまうので、この三人は永久シード権・ボクシングのダイヤモンド王座のような扱いとすることで、是枝裕和(5本)、大根仁(3本)、湯浅政明(2本)を選びました。2010年代前半のタナダユキ、成島出、後半は白石和彌もお気に入りです。
女優賞は、樹木希林、黒木華で二人決まり、あと一人、永作博美、長澤まさみ、蒼井優、広瀬すず、松岡茉優、と悩みましたが、泣かされることの多かった小池栄子にします!
男優賞は、リリーフランキーで決まり。是枝裕和&大根仁監督作品に出ずっぱりなんで、当然かと。リリーの相方的なピエール瀧も、ドーピング疑惑あるなか、私は許します!早く出てきてほしい!待ってま~~す!!あと1枠は、ベスト10で2作も主演してたら、入れなしゃーないわ。決して大河主演やからやないです。私の好きな映画によく出てた妻夫木聡、高良健吾は、漏れてしまいました。
続いて、洋画
2010年 「インビクタス」
2011年 「ブラックスワン」
2012年 なし
2013年 「拝啓、愛しています」
2014年 「レッド・ファミリー」
2015年 なし
2016年 なし
2017年 「THE NET 網に囚われた男」「わたしは、ダニエル・ブレイク」「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」
2018年 「1987 ある闘いの真実」「スリー・ビルボード」
2019年 「家族を想うとき」「RBG 最強の85才」「グリーンブック」
合計12本。少な!2010年代前半の洋画、いまいち時代にびっくりします。しかも韓国頼り。前回の00年代ベスト10の際、「不思議と韓国映画で★★★★がなかったです。次の10年で期待!」と書いていましたら、そのとうりになってて、嬉しいです。しかもアカデミー賞までね。では、ベスト10を。
【10年代 外国映画ベストテン】
1位『家族を想うとき』ケン・ローチ監督
2位『THE NET 網に囚われた男』キム・ギドク監督
3位『拝啓、愛しています』チュ・チャンミン監督
4位『レッド・ファミリー』イ・ジュヒョン監督
5位『1987 ある闘いの真実』チャン・ジュナン監督
6位『わたしは、ダニエル・ブレイク』ケン・ローチ監督
7位『ブラック・スワン』ダーレン・アロノフスキー監督
8位『スリー・ビルボード』マーティン・マクドナー監督
9位『グリーンブック』ピーター・ファレリー監督
10位『インビクタス』クリント・イーストウッド監督
外国映画10年代ベスト監督『ケン・ローチ』( 3点)・『キム・ギドク』( 2点)・『クリント・イーストウッド』( 1点)
外国映画10年代ベスト女優『ルーニー・マーラ』(3 点)・『ジャネール・モネイ』( 2点)・『キム・テリ』( 1点)
外国映画10年代ベスト男優『ライアン・ゴズリング』(3 点)・『マハーシャラ・アリ』(2点)・『マット・デイモン』( 1点)
ケン・ローチに挟まれる形で韓国映画を4本配置。「家族を想うとき」は、久しぶりに家族全員揃った食事からのドライブシーンにつきます。「幸いにも、君には、君を想ってくれる家族がいる」と言うポリも好き。2位の「THE NET 網に囚われた男」は、「パラサイト」を見た人にぜひおすすめしたい!韓国の格差社会で下の方やったら、北朝鮮の方が幸せかもしれんと思わせる怖さがある。そんな底辺(ってほどでもないけど)でも、3位の「拝啓、愛しています」では、美しいものが描かれていました。
監督賞は、まずケン・ローチ。はい、にわかローチです。1996年公開の「大地と自由」しか見たことなかったけど、ここ最近でこんななってたとは!!まだまだ映画で教えを乞いたい!キム・ギドクは、ず~っと好き!ポン・ジュノより好き!!あと1枠は、日本映画で永久シード権の話をしてたのに、イーストウッド。この10年で7作(うち4本は私のベスト10に入ってる)も撮ってるんで、無視したら、銃で撃たれそう。
女優賞は、ルーニー・マーラが、この10年ではダントツかな~。ジャネール・モネイは、「ドリーム」と「ムーンライト」で、キム・テリは「お嬢さん」と「1987 ある闘いの真実」で好きになりました。
男優賞は、10年代は、なんとなくライアン・ゴズリングかな~と。マハーシャラ・アリは、「グリーンブック」と「ムーンライト」で。マット・デイモンは、男優目当てで、映画を見ることはないけど、実は、彼の映画は高評価多しでした。
ちなみに、前回の00年代ベスト10は、
1位『千と千尋の神隠し』
2位『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ戦国大決戦』
3位『トウキョウソナタ』
4位『たそがれ清兵衛』
5位『河童のクゥと夏休み』
6位『仄暗い水の底から』
7位『パッチギ!』
8位『ありがとう』
9位『紙屋悦子の青春』
10位『キューティーハニー』
日本映画00年代ベスト監督『原恵一』
日本映画00年代ベスト女優『沢尻エリカ』
日本映画00年代ベスト男優『オダギリジョー』
前回の00年代ベスト10は、
1位『グラン・トリノ』
2位『ファインディング・ニモ』
3位『あの子を探して』
4位『チャーリーとチョコレート工場』
5位『ボーン・アルティメイタム』
6位『クラッシュ』
7位『硫黄島からの手紙』
8位『チェンジリング』
9位『ブラッド・ワーク』
10位『チャーリーズ・エンジェル』
外国映画00年代ベスト監督『クリント・イーストウッド』
外国映画00年代ベスト女優『キャメロン・ディアス』
外国映画00年代ベスト男優『クリント・イーストウッド』
では、次の10年もよろしくお願いします。