モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

ハマトビウオ

2005年03月10日 | 私的釣魚大全
学名: Cypselurus pinnatibarbatus
 
 
 全長:50cmに達する大型のトビウオ科の仲間で、春に産卵のため沿岸に寄って来たものを刺し網などで漁捕します。春に捕れるトビウオということでハルトビとも呼ばれています。ハルトビ漁は一時期の乱獲等により漁獲量が激減しました。最近、回復傾向にあるようですが、残念ながら以前の漁獲高には程遠いのが現状です。最盛期のハルトビはカツオやムロアジと並ぶ八丈島の重要産業種でした。

 身は白身で癖がなく淡白で刺身や島寿司等にもしますが、クサヤや塩干などの加工食品にもされます。クサヤが苦手な方には塩干がお勧めです。軽く炙ったものは酒の肴にピッタリで、八丈島に来島された際のお土産に喜ばれますよ!
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