学名: Farfugium japonicum
【花】
【新芽】
海岸から山頂付近まで自生しており、葉は濃緑色で艶があり晩秋から冬にかけて鮮やかな黄色の花を咲かせます。春に出る新芽や若芽を「きゃらぶき」(佃煮)して利用します。「きゃらぶき」をフキで作ると思っている人が多いようですが、ツワブキで作られるものが本物です。八丈島ではあまり食されていませんが茎は香りが強く美味しいため、伊豆大島、新島、式根島、神津島などではよく食されています。調理方法は新芽や若芽の茎をあくが強いので板ずりした後、熱湯でさっと茹で(茹で過ぎると軟らかくなって歯ごたえがなくなってしまいます)て皮を剥きます。予め作り置きしたタレ(醤油・みりん・タカノツメ・生姜・ニンニクなどを自分の好みの分量で)に10~15分漬けて出来上がりです。
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