学名:Monomorium intrudens
体長:1.5mmで体色は腹部が暗褐色、他は黄褐色をしており体全体に艶があります。体と腹部をつなぐ接続部は細く二つのこぶ状になっており、他のヒメアリ属にもこの特徴がみられるようです。
極小サイズのアリであったため肉眼では全く分かりませんでしたが、たまたまキツネノマゴの花を撮影した際に映り込んでいました。
キツネノマゴの花も小さく、花弁は下唇と小さな上唇に分かれており、その付根部分に蜜がるあるようです。上唇の下側には雌しべと雄しべがあり(赤色矢印)、蝶や蜂の仲間が蜜を吸う際に受粉される仕組みとなっているようです。ヒメアリも蜜を求めて上唇と下唇の間に潜り込むため(水色矢印はヒメアリの腹部)、体に花粉を付け受粉に一役買っているのかも知れません。
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