モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

サカキカズラ

2004年10月06日 | 植物
学名: Anodendron affine
 
 
 ある日、会社の上司から会社敷地内に植樹されている山茶花(サザンカ)に、変な実がなっていると言われ確認しに行ってみると、先端の尖った双子の不思議な実を確認、実の大きさは片方だけで10cmほどです。それは蔓状の植物が山茶花に巻きついており、実はその蔓状植物のものでした。この植物のことを自分なりに調べてみたのですが、残念ながらまったく分かりませんでした。こうなったら困った時のVC頼み(^^ゞ H.TAKASUさんに調べてもらったところ、キョウチクトウ科のサカキカズラであることが判明、葉が榊(サカキ)に似ていることから、この名がついたようです。春に花を咲かせ秋には実を付け、年が明けた早春に実がパカッと割れて、中からタンャのような羽をつけた種子が、風に乗って飛散するとのことでした。

 八丈VCのH.TAKASUさん、ありがとうございましたm(_ _)m

 これは余談でありますが、いろんなところでよく植えられているキョウチクトウにはご注意ください! 強心配糖体という有毒なものを含んでいるそうです。バーベキューにキョウチクトウを串がわり使用し、中毒死した事故があったそうです。八丈島でもよく見かけます。皆さん、ご注意を!!
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