
眠りにつくまえの幸せと
目覚めたあとの幸せと
眠りにつく前は、ありがとう
朝おきたあとは、おかげさま
いつの間にかそうなってた一日の始まりと終わりは、
回転速度も歩行速度も
狙い定める的も刺激される壺も寒暖差も
切なくなる場面も綺麗な景色もまろやかになるけれど
人の幸せを願い称えていたら
自然と
自分の幸せも感じるようになっていた
発見したのはいつの間にか
受け入れてきた数の分、感じた灯
お陰様でありがとう、と感じた世界
春夏秋冬、何度も何度も空を見続けてきた
その幸せをまた一日に溶かして
唱えて歌って心は自在の
風に乗る
そして今日も、君の幸せを祈る
春夏秋冬の中の仕合わせ